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食堂 七彩|都立家政駅(西武新宿線)

小麦ヌーヴォー2013【2013年7月】|実食レポート

食堂七彩@都立家政-小麦ヌーヴォー2013
本日は、「小麦ヌーヴォー2013」

「毎年この時期の限定らーめん登場です。採れたての小麦を使って、香りを楽しんでもらうために、醤油ベースのつけ汁と塩、本わさび、もろみを用意しました。」とのこと。

「小麦ヌーヴォー」とは、「採れたての小麦を直ぐに製粉し、採れたてならではの風味、粘りを感じながら、その年に採れた小麦を早く楽しもう!」という企画。
小麦の生産者は、栃木県宇都宮市にあるラーメン店「花の季」。
その自家農園で採れた小麦を使用する。

「小麦ヌーヴォー2013年」は、有名店13店舗が参加し、それぞれがこの小麦を使ったラーメンを提供する。
開催期間は、前半:7/22(月)〜28(日)、後半:7/29(月)〜8/4(日)。
前半のイベント参加店は、「七彩@都立家政」、「くろ喜@秋葉原」、「魚雷@春日」、「ドゥエイタリアン@汐留」、「凪煮干王@渋谷」、「マタドール@北千住」、「ロックンロールワン@赤坂」。
後半のイベント参加店は、「飯田商店@湯河原」、「えにし@戸越銀座」、「KABOちゃん@駒込」、「ソラノイロ@麹町」、「蔦@巣鴨」、「花の季@宇都宮」。

前半の店舗は、秋田・稲庭干饂飩の「佐藤養悦本舗」が今回特別に製麺した「中華乾麺」を使用する。
後半の店舗は、各店製麺の「こだわり生麺」を使用する。

最初に、長角ざるに載せられた麺と薬味が差し出される。
続いて冷製ではなく、温のつけ汁。

麺は、「花の季」の新麦を使用した「佐藤養悦本舗」製の中太ストレート麺。
その上にはひもかわのような春雨が載っている。
薬味は、「もろみ」と「塩」、「本わさび」。

麺を食べる前に、 春雨を「もろみ」につけて食す。
もろみとは、醤油の醸造過程で、材料が発酵してできた独特の風味をもつもの。
春雨はクキクキとした独特の食感。
味そのものは淡泊だが、もろみをつけることによって、そのコクのある味と適度な塩分で楽しむことができる。

次に麺を食す。
小麦の香りと味を楽しむために、つけ汁にはつけずそのまま食べる。
一本一本の麺が長く、とてもしなやか。
噛むとほのかな甘みを感じる。

続いて、「塩」をつけて食す。
噛みしめるとさらに甘味が増し、風味豊か。
風でざわめく麦の穂の音が聞こえてきそう。

続いて、「本わさび」をつけて食す。
鼻からツーンと抜ける芳香が、心地良い。

そして最後に、本来のつけ麺の食べ方で食す。
加水率36%の麺は、スルスルと啜り心地が良く、喉越しの良さが抜群。
適度な弾力性と粘度に富んでいて、ウマい。
色合い、風味、味の3拍子が揃っていて秀逸。

つけ汁は、鶏の旨味がギュッと凝縮された深みのある味わい。
主役の麺の旨味を引き立てるために、甘・辛・酸を抑え、マイルドに仕上げている。
鶏のコクと醤油の芳ばしさが、麺を啜るたびに口の中に広がり美味しい。

具の鶏もも肉は、噛むとジュワーッと脂が溢れ出て来る
じゅんさいとなめこはチュルンとした口当たりで、ラーメンの具としては初めてだがクリーンヒット。

残ったつけ汁は、日本蕎麦の汁程度の濃さだったので、割りスープを頼まずそのまま完飲。

ボジョレ・ヌーヴォーの如く、フレッシュな味わい。
麺好きにおいては、一度は味わっておく価値のある麺の味。

【掲載】2013年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★

店舗外観・店内

食堂七彩@都立家政-店舗外観
「食堂七彩@都立家政」の店舗外観。

食堂七彩@都立家政-店内
「食堂七彩@都立家政」の店内。

食堂七彩@都立家政-店内
厨房で腕をふるう阪田博昭さん。

食堂七彩@都立家政-厨房
厨房で腕をふるう藤井吉彦さん(左)と山下勝義さん(右)。

食堂七彩@都立家政-店内
食堂七彩の店内の様子。

食堂七彩@都立家政-店内
店内の様子。

食堂七彩@都立家政-卓上
卓上の様子。 
 

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