本日は、「冷やし中華」。
期間限定のメニュー。
「冷やがけ中華そば」やこれまでの「冷やし中華」とは少し違った一杯。
冷えた汁と麺の上に盛り上げたキュウリのマッターホルン。
角氷を添えて、見るからに涼し気。
麺は、稲庭うどんの老舗「佐藤養悦本舗」製の平打ちの中細ストレート麺。
麺は、長め。
艶々とした麺肌で、スルスルと啜れば、シルキータッチのキメ細やかな舌触り。
しなやかで、パッツンと切れる歯切れの良さ。
喉越しが良く、モッチリとした食感。
汁は、酸味スッキリ醤油味。
富士酢を使った酸味は、とても爽やか。
最初味は濃いめだが、添えられた氷が同時に溶け出し、程良い濃さになる。
具のチャーシューは、しっとりとした肉質。
適度な噛み応えを残したもので、噛みしめるほどに肉の味わいが出てくる。
筍はシャクシャクとした歯触り。
盛りだくさんのキュウリは、クタっとなっておらず、シャリシャリと瑞々しい。
その下に隠れているのは、「アイコトマト」というミニトマトの一種。
「サカタのタネ」が2004年に開発した品種で、世に出てから比較的歴史の浅い新しいトマト。
果肉が詰まっていて肉厚、酸味が少なくて甘みが強い。
他のトマトと比べて、抗酸化物質であるリコピンを多く含む。
リコピンはがん予防効果が高いとされており、「トマトが赤くなると、医者が青くなる。」という諺がある位。
【掲載】2018年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★