本日は、「香菜担々麺」。
通常の「担々麺(汁有)」に、香菜をタップリ載せたメニュー。
香菜(シャンツァイ)は中国語、英語で乾燥させた香辛料を「コリアンダー」、タイ語で生食用のものを「パクチー」と言う。
表面を覆う香菜。
この香味野菜は、食べ手を選ぶほど癖がある。
好きな人にとっては感動もののビジュアル。
スープ表面には大量のラー油が浮かぶ。
レンゲですくうと、スープと一緒に大量の白胡麻と刻みネギが入り込む。
先ずはスープを一口。
芝麻醤を入れた一般的なものと違い、スパイスに重心を置いた感じ。
辛味は適度。
続いて飲むと・・・。
酸味の具合が心地良く、鶏出汁の旨みが押し寄せる。
ラー油の適度なピリ辛感に、花椒のピリッとした痺れ感が加わり食欲をそそる。
大量の香菜を減らしつつ、更にスープを飲む。
香菜の香りが席巻しつつも、相乗効果でスープの味が引き立てられる。
麺は、喜多方手打ち麺の平打ち縮れ太麺。
麺量は、大盛を指定。
手もみが入り、歪な形状で、太さもまちまち。
啜ると汁が飛び散るので、静かに口に運ぶ。
スープがしっかりと麺に吸着し、ソフトな口当たり。
噛んでは外側が柔らかく、中心部分はしっかりとした歯応えがある。
具はカシューナッツとピーナツ、刻みネギ、しめじ、椎茸、白ゴマ、挽肉。
挽肉はホロホロとしていて、味付けがしっかりと施された肉味噌。
ナッツのコリコリ感と香ばしさが心地良い。
【掲載】2018年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★