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本日は、「塩特製つけ麺」
具は、麺の上に豚と鶏の2種のチャーシュー・味玉・小松菜・穂先メンマ。
つけ汁の中に、ワンタン・刻みネギ・唐辛子。

麺は、京都の「麺屋棣鄂」製の中細のストレート麺。
小麦は全粒粉を使用。
水でしっかりと締められ、昆布水に潜らせてから盛り付けられている。
整えられた麺は、ツヤツヤとしている。
啜ると、スルスルッと口の中に飛び込み、妖艶なる柳腰。
シコシコとした食感がたまらない。
細めながら、芳醇で美味しい。

つけ汁は、角のない円やかな塩と爽やかな柑橘系が香り立つ。
出汁は、岡山県の「山水地鶏」の丸鶏や「大山鶏」のガラをベースに、豚骨と野菜、サバ節・鰹節・煮干しなどの魚介を合わせたもの。
鶏と魚介や野菜の旨味で、バランス良くまとめられている。
出汁の旨みを淡い塩気が押し上げ、鶏油のコクが深みを出している。

具のチャーシューは豚肩ロース肉2枚と鶏ムネ肉のチャーシュー。
豚は低温調理されたもので、しっとりとした肉質で、噛むほどに肉の旨みが滲み出て来てウマい。
鶏は、淡白な味わいのムネ肉に適度な味をつけ、ソフトな食感。

ワンタンは、3個。
皮は中厚で、餡は多め。
チュルンと口の中に飛び込み、噛むと肉汁があふれ出しジューシー。
生姜の風味が心地良い。

味玉は名古屋コーチンの卵を使用したもので、ジュレ状の半熟具合。
穂先メンマは薄味で、柔らかくシャクシャクとした食感。

最後に、スープ割り。
鶏ベースの清湯スープがサーブされる。
鶏出汁の旨みが溢れ、最後の一滴まで残さず飲み干す。

【掲載】2017年12月　【行列】0人　【らーめんの王様】★★★★★

「すぎ本＠鷺ノ宮」の店舗外観。


「すぎ本＠鷺ノ宮」の店舗外観。


「すぎ本＠鷺ノ宮」の店内。

「すぎ本＠鷺ノ宮」の店内。


「すぎ本＠鷺ノ宮」の店内。


「すぎ本＠鷺ノ宮」の店内。