本日は、「醤油ワンタンらぁ麺」。
岡山県の「山水地鶏」の丸鶏や「大山鶏」のガラをベースに、豚骨と野菜、サバ節・鰹節・煮干しなどの魚介を合わせたスープ。
タレは、和歌山産の生醤油など2種類を独自ブレンドしたもの。
具が綺麗に配置され、見た目からも食欲中枢を刺激される。
琥珀色のスープから立ち上る上品な鶏と醤油の香り。
先ずはスープを一口飲む。
鶏の旨味とコクが口の中に広がり、その後に醤油の甘みと旨味が味蕾に染み渡る。
あっさりとしているようで、コクと旨味がたっぷりで美味しい。
続いて飲むと・・・。
醤油が放つ芳醇な風味とキレ、その後には魚介出汁の風味がふわりと鼻をかすめ、後口に鶏出汁の余韻。
幾重にも層を成す複雑な旨み。
バランスが取れていて、レンゲを運ぶスピードも加速する。
麺は、「三河屋製麺」製の中細ストレート麺。
ふすまの粒々が見える全粒粉を使ったもの。
表面がツルツルとしていて、スルスルと啜り心地が良い。
しっかりと茹でてあるが、適度なコシもある。
スープの絡みも良く、美味しい。
具のチャーシューは、豚と鶏の2種類。
スープと薄口醤油の2段階で煮込んだ豚の肩ロース。
柔らかくてジューシー。
鶏ムネ肉は、65℃の低温調理で旨みを閉じ込めてあり、適度な味付けも施されている。
ワンタンは4個。
皮は中厚で、餡はビー玉よりも少し大きめ。
チュルンと口の中に飛び込み、餡の味も良くて美味しい。
穂先メンマは、長めで、柔らかくシャクシャクとした食感。
他の具は、九条ネギ。
【掲載】2016年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★