本日は、「醤油特製らぁ麺」
特製とはデフォルトのトッピングに、豚チャーシュー1枚+味付玉子+ワンタン2個が増量されたもの。
スープ表面には、煌びやかに輝く鶏油の層。
琥珀色のスープの色が食欲中枢を刺激する。
先ずは、スープを一口。
豚骨と岡山県の「山水地鶏」の丸鶏、大山鶏のガラ、魚介類、野菜などがバランス良く合わさったしっかりとしたボディ。
それに、和歌山産の生醤油と濃口醤油を合わせた醤油がキリッと味を引き締めている。
続いて飲むと・・・。
鶏油の鶏感溢れる風味が鼻腔をすり抜け、分厚い鶏の旨みが押し寄せて来る。
続いて、煮干しや鰹、サバ節、昆布などの魚介が、ジワジワと味蕾に染み渡る。
その後に、凛とした表情で香り高い醤油の風味とコクが襲ってくる。
麺は、京都の「麺屋棣鄂」製の中細のストレート麺。
テボで茹でたものを、平ザルで丁寧に湯切りをしている。
長方形の断面で、全粒粉を使っている証である粒々が見て取れる。
ツルツルの麺肌で、スルスルと啜り心地が良い。
歯を立てるとパッツンと切れる歯切れの良さ。
噛むとシコシコとした食感で美味しい。
具のチャーシューは、豚2枚と鶏が1枚。
豚のバラ肉は、口どけ感がよいもの。
豚のモモ肉は、適度な噛み応えを残した肉質。
鶏ムネ肉は控えめの味付けで、しっとりとした肉質。
ワンタンは、大ぶりのものが2個。
皮は中厚で、餡は多め。
チュルンと口の中に滑り込み、味付けの良い餡が舌を喜ばせる。
名古屋コーチンの味玉は、白身がプルプルとした弾力感。
黄身がトロトロの半熟具合で、味が濃くて旨い。
穂先メンマは、甘めの味付けでシャクシャクとした食感。
他の具は、九条ネギ。
【掲載】2017年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★