本日は、「GOTTSUらーめん」。
鶏ガラと豚の背骨・豚足などを軟水から高火力で6時間炊いて取ったスープと、2種類の鰹と煮干し・アゴ・羅臼昆布などをブレンドしたスープ。
余分な油を使用せず、一晩寝かせてから使用する。
タレは、奥出雲「森田醤油」の3年熟成再仕込み醤油を使用。
ライトブラウンのややとろみのあるスープ。
先ずは、スープを一口飲む。
魚介の芳醇な風味が鼻孔をすり抜け、動物系の濃厚なコクが後から追いかけてくる。
油分が少ないので、飲みやすい。
続いて飲むと・・・。
濃厚であるが繊細さもあり、旨味が幾重にも重なる奥深さを感じる。
圧縮したようなコクと、押し寄せる魚介感。
動物系と魚介系のバランスが良く、上手に整えられている。
醤油ダレの醸造感豊かな円やかな味わいも楽しめる。
時折、鼻をかすめる柚子の香りも心地よい。
麺は、「三河屋製麺」製の中細ストレート。
麺肌はツルっとしながら、微粒なるザラツキ感を感じる低加水率の麺。
粘度のあるスープが、しっかりと吸着し、一体感がある。
パッツンとした歯切れの良さがあり、噛んではポクポクとした食感。
小麦がギュっと詰まった密度感がある。
具のチャーシューは、スモークしたもの。
スライサーで切った薄切り。
塩コショウをして1日寝かせ、翌日ローストし、3日目に桜チップを使って燻製に仕上げる。
肉質は柔らかく、程良い香り。
メンマは、極太の枕木状。
太いが、芯まで軟らかい。
味玉は、中まで味が染み込んでいて、黄身がトロ〜リとした絶妙な半熟具合。
辛肉味噌玉は、途中で溶かすと味変効果。
他の具は、笹切りの九条ねぎと小口切りのネギ。
【掲載】2016年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★