らーめん自由区・東京ラーメンガイド練馬区のラーメン店リスト>十兵衛@大泉学園
らーめん つけめん 十兵衛・閉店
じゅうべえ
【所在地】東京都練馬区石神井台3-24-39 【お店の地図】
【電話】03-3995-3113
【定休日】月曜
【営業時間】
 ○11:00〜15:00
 ○11:00〜16:00(土・日・祝)
【最寄駅】西武池袋線 大泉学園駅 徒歩13分

【メニュー】
 ○らーめん680円、特製らーめん900円、和風とんこつらーめん680円、特製和風とんこつらーめん900円、十兵衛らーめん680円、ピリ辛リブらーめん780円
 ○つけ麺740円、特製つけめん950円、和風とんこつつけめん740円、ピリ辛リブつけめん840円
 ○油そば680円、特製油そば900円、和風特製油そば900円
 □煮たまご110円、他

【系統】和風魚介系東京ラーメン

【お店について】
 2000年6月創業。20数年間、ご夫婦でラーメンを食べ歩き、ついには自らお店を出してしまったというほどラーメンが大好きな女性店主。以前はおかみさんが1人で切り盛りをし、休日には家族総出で手伝っていたが、人気店となった今はスタッフを揃えている。

 駅から歩いて目標対象物となるものは「東京学芸大学附属大泉」、そして「富士見湯」の煙突。閑静な住宅街を歩き進むと「石泉ショッピング街」という小さな商店街がありその一角にあるのがこのお店。普通ならば「このような場所でなぜ?」と思われるような所で行列が出来ている。並んでいる人の多くは鞄などを持っていないことから地元の人であろう。外観は緑を基調とした店構えで、白地にコンポーズグリーンの文字の看板と暖簾、ビニールの庇もライトグリーン。観葉植物も置かれている。
 店内に入るとカウンター6席とテーブル席8席で家庭的な雰囲気。店主がカウンターに背を向けて黙々と調理をしている。カウンターの色はなんとブルー。内外装ともに飲食店では通常使わないカラーコーディネイトがされており印象的。
十兵衛@大泉学園・和風とんこつ
 本日は「和風とんこつらーめん」の細麺。豚骨と背脂等を煮込んだダシと和風ダシを併せたスープ。前回の特製らーめんとは違って、白濁している。とんこつらーめんとはいえ、しっかりと処理された豚骨ダシなので、膠質の匂いはなくさっぱりとしている。和風ダシの味わいに、豚骨と背脂を効かせ、インパクトを加えた感じ。背脂のほんのりとした甘味とトロミがやや強調されたマイルドな味わい。塩分は少なめ。

 細麺は中細程度の太さの縮れ麺で、茹で加減は柔らかめ。適度なコシがあり、スルスルとすすりやすく、滑らかな舌触り。スープの絡みも良い。具のチャーシューはモモ肉の薄切り、メンマは細切りでソフトだがシャキシャキとした食感がある。

 バリエーションをつけるための1つのメニューという印象。やはり、このお店の真骨頂は和風ダシ。麺は太めのものがベストチョイス。
【掲載】2006年2月 【行列】19人 【らーめんの王様】★★★★☆
十兵衛@大泉学園・特製らーめん
 本日は「特製らーめん」の太麺。ゲンコツ、鶏ガラの動物系と小鯛の煮干し、鰹節、アゴ、鯖節などの魚介系をブレンドしたスープ。特徴的なのは、安曇野産の地鶏と島根県産の小鯛の煮干しを使用していること。無化調ながら、コクとキレがあり、非常にクオリティの高いスープだ。フワッーと立ち上る魚介の風味、口に含むと上品な小鯛の風味も感じることが出来る。油少なめでベースとなる動物系がしっかりと出ていて、野菜の甘味も出ている。ついつい引き込まれてしまう旨さがある。

 麺は「あさひや」製で、細麺・中太麺・太麺・平打麺の4種類の中から選べる。今回は太麺をセレクト。茹で加減は柔らかめで適度なモチモチ感がある。最初は絡みが弱いかなとも思ったが、スープにゼラチン質が多いため中盤から絡みが上々となる。チャーシューは脂が適度にのった肩ロース肉で柔らかく、味付はしっかりとしている。味玉はゼリー状で味薄め。メンマは中ぐらいの太さでシャッキとした食感。他の具は白葱、海苔、ナルト。

 2系統のスープと4種類の麺を提供するお店は東京唯一と言ってもよく、選択肢が多いのは楽しみでもある。つけめんの人気が高く、リピーター率も高い理由がよくわかる。
【掲載】2005年8月 【行列】14人 【らーめんの王様】★★★★★
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