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このページは、「麺屋 きころく＠練馬（練馬区）」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。
本日は、「とりとんかつおらーめん」+味玉。
「とりとんかつお」とは、鶏（ガラ）・豚（骨）・鰹（節）の意味。
麺の量は、並・中・大から選べるので、大盛をオーダー。
具沢山で、絢爛豪華なビジュアル。
具は、海苔と鰹節、ネギ、玉ねぎのみじん切り、チャーシュー、味玉、メンマ、糸唐辛子。
スープは、豚骨・豚足・鶏ガラ・モミジ・鰹節+野菜等で長時間炊いたもの。
野菜は、カボチャをメインに9種の野菜を煮込み、ミキサーでペースト状にしてから動物系スープに合わせる。
醤油ダレには、枕崎産の鰹節、昆布等を使用。
先ずは、スープを一口。
かなりドロッとした濃度で、魚粉などのザラツキ感もある。
だが、飲んでみると思ったよりもスッキリとした後口。
重層的な素材の厚みがあり、粗っぽいながらもまとまりがある。
続いて飲むと・・・。
動物系のインパクトは強いが、それにも増して鰹の風味と旨味が効いている。
動物系と魚介系のパンチ力のある味わいにも関わらず、野暮ったさを感じさせないのは野菜の効能。
油による重さを感じさせず、野菜の深みのある味と甘みが、身体の奥に染み渡る。
麺は、毎朝製麺する中細のストレート麺。
長野県産小麦「ゆめかおり」の全粒粉を使用し、食品添加物不使用。
加水率低めで、かん水も少なめ。
ややボソッとした感じ。
スルスルと啜り心地は良く、パッツンと切れる歯切れの良さ。
コシがあり、香り高い。
具のチャーシューは、中厚の豚肩ロースの大判が1枚。
コンフィ（殺菌減菌のできる低温度の油で煮込む）という調理法で作られたもの。
ローストビーフのようなしっとりとした肉質。
噛むごとに肉の旨みが出てくる。
メンマはやや太めのもので、味付けは控えめで、柔らかくシャクシャクとした食感。
味玉も味付けは控えめで、黄身が流れない程度の半熟具合。
刻み玉ねぎは、スープに甘みを与え、食べてはその辛味が口に清涼感を与えてくれる。
海苔の上に載った枕崎産の鰹の粗削りは、スープに浸ってくると風味が移り、鰹の存在感が増していく。
【掲載】2014年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
「麺屋 きころく＠練馬」の看板
「麺屋 きころく＠練馬」の看板
「麺屋 きころく＠練馬」の店舗外観
「麺屋 きころく＠練馬」の店舗外観
「麺屋 きころく＠練馬」の店舗外観
「麺屋 きころく＠練馬」の店内
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