本日は、「汁なし担担麺」+味玉。
タレは、花椒、陳皮、朝天唐辛子、八角、シナモンなどを使った自家製ラー油。
麺は、「浅草開化楼」製の【q=(^ー゚)チーメン】を使用。
小麦粉とかん水だけを配合し、味も食感もそれだけで出した独特な麺。
たっぷりな辣油の上に麺が盛られ、花椒が振りかけられている。
その上に肉味噌と小松菜、味玉がトッピングされている。
先ずは、タレと麺が馴染むように撹拌。
箸で麺をつかみ、口に運ぶ。
麺は、太縮れ麺。
ゴワゴワとした感じで、啜るのには適さず、ワッシワッシと食べるタイプ。
強靭なコシと滑らかさを併せ持ち、ムッチリとした食感。
噛むほどに甘みが出てきてウマい。
タレは、ネットリとした粘度があり、辛さは然程ではなく心地良い刺激。
それに比して、花椒の痺れ感はよく効いていて爽快。
甲殻類の香ばしさも余韻として口内に残る。
四川担々麺とは違い、芝麻醤の甘みとか香ばしさという要素は加えておらず、辣油と花椒、脂のコクを主体としてまとめ上げている。
具の肉味噌は控えめな味付け。
肉味噌を混ぜて食せば味が複雑になり、旨みが倍増される。
味玉は、黄身がトロ〜リとした半熟具合。
カシューナッツは食感を楽しめ、小松菜は良い箸休め。
他の具は、白ゴマ。
辛さ一辺倒ではなく、全体のバランスが取れている。
爽快な辛さと痺れと香りに満ち溢れた一杯。
【掲載】2014年4月 【行列】2人 【らーめんの王様】★★★★★