らーめん自由区|東京ラーメンガイド練馬区のラーメン店リスト>三獣使@上井草
らーめん 三獣使 ラーメン遺産 殿堂入りの名店
らーめん さんじゅうし
【所在地】東京都練馬区下石神井4-12-10 ヤマダハウス1F 【お店の地図】
【電話】03-6915-9130
【定休日】日曜、第1月曜
【営業時間】
○11:30-14:00/18:00-翌1:00(平日)
○11:30-15:00/18:00-23:00(土曜・祝日)
【最寄り駅】西武新宿線 上井草駅 徒歩2分

【メニュー】
〈月〉スープ
〈火〉セカンドブランド「最凶煮干そば 獣煮使
〈水〉スープ
〈木〉スープ
〈金〉スープ
〈土〉スープ・毎月第1土曜日→風らーめん「 シェパード

○らーめん700円
◎つけめん(普=麺200g)750円、(中=麺300g)800円、(大=麺400g)850円

【各曜日共通・トッピング・丼】
〇豆乳らーめん650円、トマトクリームらーめん750円、鬼辛らーめん800円
◎鬼辛つけめん850円
◎油そば650円、鬼辛油そば750円、気まぐれ油そば750円
◇粉チーズ・青ネギ・刻みネギ・メンマ・のり各50円、ピリ辛50円、鬼辛100円、味付け半熟玉子100円、チャーシュー200円
□焙りチャーシュー丼250円、他

【限定メニュー(曜日・季節)】
獣郎(水・木・金の昼、金・土の夜)750円、煮干らーめん(火・水・木)750円、濃厚トマトらーめん(金・土)800円、濃厚トマトつけめん(金・土)850円、こってり中華そば(雨の日)700円、凶牛らーめん(雨の日の火曜)800円、獣厚らーめん(月曜)750円、獣厚つけめん(月曜)800円、他

【限定メニュー(これまでの)】
ウサギスープのらーめん1000円、トマトサルサ油そば800円、奥久慈卵の油そば800円、マスタードの油そば800円、オイスターらーめん750円、パイナップル油そば750円、チーズ油そば800円、昆布油そば800円、ピーナッツ油そば750円、冬の特濃味噌らーめん800円、鬼辛い油そば750円、あっさり和風らーめん700円、旨味出汁らーめん700円、シーザー油そば750円、こってり煮干油そば750円、冷やしヨーグルト油そば750円、トマトサルサ油そば750円、梅雨の冒険(パイナップルらーめん)650円、カレー油そば750円、ソース油そば750円、春の味噌油そば750円、チーズ油そば750円、冬の油そば750円、冷やしぶっかけ麺800円、冬の濃厚味噌らーめん800円、春の京風味噌らーめん800円、他

【系統】トリプル濃厚ドロッ系東京ラーメン

【お店について】
2011年4月9日創業。2007年10月28日創業の人気店「らーめん新源地@三鷹(武蔵野市)」がこの地に移転し、屋号、コンセプト共に変えて、リニューアルオープン。

このお店のご主人・高橋幸博さんは、元々はイタリアン出身。
勤めていたレストランで、ドルチェ(菓子)作りに目覚め、7年間独学で勉強をし続けた。
その後、ラーメンの奥深さを知り、2006年の夏にラーメン屋を開業することを決意。
1年間コンビニでアルバイトをしながら、独学でレシピを構築した。

「らーめん新源地@三鷹」は3年半営業し、地元に根づいた人気店となった。
諸事情により、2011年3月24日をもってこのお店を畳み、高橋さんの地元であるこの地で新たに開業。

新天地では店名を「真源地」にし、看板やショップカードなども用意していた。
ところが、2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」により、改名を余儀なくせざるを得ずオープン直前に変更。

新店舗のコンセプトは、『曜日でスープが変わる店』。
曜日により、鶏、豚、牛の種類の食材()を使い分ける。
そこで、3つの動物系スープを駆使したスープ作りのお店として、「らーめん三獣使」と命名。

下石神井商店街
場所は、上井草駅北口を出て、北へ進む。暫く歩くと「千川通り」の「上井草入口」交差点に出る。
信号を渡り、「下石神井商店街」を更に北に進むと右側に見えてくる。

三獣使@上井草-店舗外観
白い外装パネルと店名が書かれた黒い看板が目印。
夜は電飾スタンド看板が目印。
店頭には自販機が置かれている(ここで購入したものは持ち込み可能)。

三獣使@上井草-店構え
スタイリッシュな店構え。一見ラーメン店に見えず、お洒落な感じ。
ガラス張りで奥まで見えるので、思わず覗いてみたくなる。
暖簾は曜日によって変わる。「鶏」の日は赤、「豚」の日は白、「牛」の日は黒。

店内・手前より
店内は、厨房、ホール共にゆとりがあり、広々とした空間。
左手には、3脚の椅子が置かれたウエイティングスペース。その隣に券売機がある。
カウンター8席(椅子の配置により7〜10席程になる)。壁には洋服掛けが設置。
水は、店内奥に設置された冷水機によるセルフ方式。

店内・奥より
開放的な空間に、観葉植物がアクセントになっている。
アシストするのは、ご尊母(orご尊父)。

三獣使@上井草-卓上調味料
卓上には、酢、ブラックペッパー、唐辛子、山椒、洗い箸、レンゲが置かれている。
お箸は先端に切り込みが入り、滑りにくい加工が施されている。

初めての訪問時に、ショップカード兼「三獣使スタンプラリーカード」が配られる。スタンプの数に応じて各種サービスを受けられる。
3個…味玉、5個…ラリー限定ミニ油そば、10個…ラリー限定味噌ラーメン、15個…三獣使限定オリジナル丼プレゼント。
最凶煮干そば 獣煮使
本日は、「最凶煮干そば 獣煮使」+味付け半熟玉子

火曜日の三獣使は、煮干専門セカンド・ブランド「最凶煮干そば 獣煮使」として営業。
暖簾には、「セメントみたいな色の独特なスープの日です。もう一度よく考えてからご入店お願いします。」と断り書きが記されている。

牛骨とたっぷりの牛筋肉を強火で炊いたスープがベース。
それに、通常使うものとは違う細かい煮干しや崩れた煮干しを使っている。

ビジュアルは、正にダークグレーの泡立ったスープ。
煮干を粉砕した煮干パウダーが、表面を覆う。
先ずは、スープを一口。
煮干の全てを余すことなく加え、凝縮された煮干感。
にも関わらず、くどさやエグミはなく、ザラザラ感もない。

続いて飲むと・・・。
フワッと立ち上がる煮干しの風味に続き、牛スープの旨みが押し寄せる。
動物系のベースがしっかりと効いているので、煮干し自体は軽めにも感じられる。
煮干風味を前面に出しながらも、突出させず、バランスの良さを感じさせる。
味の厚みがあり、飲むほどに引き寄せられる美味しさ。

麺は、「三河屋製麺」製の細ストレート麺。
このお店で通常使用している麺とは異なり、このメニュー仕様の麺。
やや摩擦係数が高いが、啜るとズーッと直線的に口の中に飛び込んで来る。
加水率は低めで、博多ラーメンの麺に似ている。
歯を立てるとパツンと切れ、噛むとボソッとした食感。
時間と共にスープが麺に染み込んでいき、一体化していく。

具のチャーシューは、2枚。
肉厚で、ホロホロと崩れる柔らかさ。
適度な弾力があり、味付けも程良くウマい。

メンマは、拍子木状の太め。
特有の発酵臭はなく、醤油ベースの味付けが施されている。
コリコリとした歯触りが、心地よい。

味付け半熟玉子は、適度な味付けで、黄身がトロリとした半熟具合。
他の具は、小口切りのネギと海苔。

店主の冒険心と応用力には、脱帽。

【掲載】2014年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
★このページに掲載されているそれ以前の実食レポートは、下記のページです。 

獣厚らーめん+味付け半熟玉子【2014年1月】(16)
豆乳らーめん【2013年9月】(15)
濃厚トマトらーめん【2013年8月】(14)
つけ麺+味付け半熟玉子【2013年7月】(13)
煮干らーめん+味付け半熟玉子【2013年6月】(12)
ラリー限定味噌らーめん【2013年5月】(11)
パイナップル油そば【2013年4月】(10)
チーズ油そば【2013年3月】(9)
昆布油そば【2013年2月】(8)
ピーナッツ油そば【2013年1月】(7)
中華風ネギ油そば【2013年1月】(6)
シーザー油そば【2012年12月】(5)
こってり煮干油そば【2012年9月】(4)
豚・らーめん+チャーシュー+半熟味付玉子【2012年5月】(3)
鶏・つけめん+半熟味付玉子【2012年2月】(2)
牛・らーめん+味付け半熟玉子【2011年4月】(1)

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