らーめん自由区・東京ラーメンガイド練馬区のラーメン店リスト>とらのこ@大泉学園
麺屋とらのこ・閉店
【所在地】東京都練馬区東大泉3-2-7 ブライト大泉学園105号 【お店の地図】
【電話】03-3923-8891
【定休日】月曜・第1火曜
【営業時間】
 ○11:30-14:00/18:00-22:30(火・水・木・金)
 ○11:30-14:00/18:00-22:00(土・日・祝日)
【最寄駅】西武池袋線 大泉学園駅 徒歩5分

【メニュー】
 ○ニンニクらーめん550円、魚だしらーめん600円
 □つけ麺650円、かつお醤油汁つけめん650円、ゆず胡椒つけ麺680円
 ◇麺大盛+100円、特盛+200円
 ◇半熟味玉・もやし・のり・メンマ各100円、ちゃーしゅー200円
 ◇豚ごはん200円、他

【限定・これまでのメニュー】
 担々温つけ700円、ピリ辛担々温つけ700円、カレーつけめん700円、他

【系統】和だし魚粉醤油系東京ラーメン

とらのこ-店舗外観 とらのこ-店内
【お店について】
 2005年3月31日創業。このお店のご主人は高級中華料理店「トゥーランドット」で2年間、「火の国らーめん てっぺん@人形町」で2年間の修業を経て独立。その修業先の味を踏襲せず、独自路線を歩んでいる。
 大泉街道から路地に少し入った場所にあるこのお店は、ブラウン系の地に白抜きで店名が書かれたひさし、民芸茶屋風の外観が目印。店内はやや薄暗く、L字型のカウンター7席とテーブル2席のこじんまりとした空間。壁にはご主人が卒業した服部栄養専門学校の「服部幸應」氏の色紙が飾られている。厨房内1人で切り盛りをし、1杯毎に、麺の茹で加減やレンゲでスープの味を確かめるという入念な味の確認をしている。BGMはジャズ。
 地元の家族連れが多く、つけめんの注文が多い。麺の硬さ、味の調整可能。卓上には小壷に入った節粉が置かれている。
とらのこ@大泉学園-ゆず胡椒つけ麺
 本日は「ゆず胡椒つけ麺」+半熟味玉。麺の上に細切りの柚子がトッピングされている。麺は中太の縮れ麺。適度な固さとミチッとした歯応え。小麦の風味も上々。
 つけ汁は、酸味、辛味、甘味のバランスが良い。口の中に鰹の風味が広がる。節粉が多めだが、嫌味な感じはしない。卓上の節粉を追加する必要は皆無。チャーシューはバラ肉で薄切りの四角。トロトロとしていて柔らかい。メンマはシャキッとした食感。味玉は適度な味付けで、黄身まで味が滲みこんでいる。黄身はトロリとした一歩手前の半熟加減。
 最後に割りスープを入れてもらうと、魚介の風味が鼻腔をすり抜け、それまで気付かなかった刺激的な柚子胡椒の辛味が増して心地よい。
【掲載】2008年1月 【行列】2人 【らーめんの王様】★★★★★
とらのこ@大泉学園-魚だしらーめん
 本日は「魚だしらーめん」+半熟味玉。ドンブリはやや小ぶり。ダシはゲンコツ・背骨や鶏ガラ・モミジなどの動物系が基本ベース。タレには日本蕎麦店でも愛用されている「本膳@ヒゲタ醤油」の特選に煮干しや鰹節の風味を移したものが使用されている。最後の仕上げとして、これでもかという位、宗田節と鰹節の魚粉が振りかけられている。白濁したスープは口に含んだ瞬間、心地良い魚介の風味が広がる。鰹を大量に使用しているにも関わらず、えぐみや酸味というものはない。鶏や豚のダシと相まってすっきりと円やかな味わいだ。油分も控えめで最後の一滴まで飲み干せる。
 中太縮れ麺は「浅草開花楼」製。加水率が低めのためか、滑りが弱くボソッとした感じ。その分、麺には味がある。つけめん用にはうどん粉入りの平打ち麺が使用される。バラ肉のチャーシューは下茹でをし醤油ダレで煮た後、2日間寝かせたもの。薄切りで締まった感じだが、タレの味が適度に染み込み、肉の旨味が出ている。メンマは甘めの味付けの中にピリッとした辛味もあり、柔らかい。もやしはシャキッとした感じで相性は良い。半熟味玉は味付が程よいゼリー状の半熟具合。卓上には魚粉とスライスニンニクが置かれているので自分好みに味を変えられる。
 「パンチ力のある味を追求していたら、こうなりました。」という感じの仕上がり具合。視覚的には衝撃度も強く、ワイルドな感じにも映るが、動物系のダシとのバランスも良く、魚介の風味が好きな人にはたまらない味わいといえよう。
【掲載】2006年2月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
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