らーめん自由区・東京ラーメンガイド大田区のラーメン店リスト>麺でる@雪が谷大塚
麺でる
【所在地】東京都大田区田園調布1-21-2 【お店の地図】
【定休日】水曜
【営業時間】12:00-14:00/19:00-20:00 土日祝12:00-14:00
【最寄り駅】東急池上線 雪が谷大塚駅 徒歩7分

【メニュー】
ラーメン(チャーシュー1枚)700円、チャーシュー麺(チャーシュー5枚)800円、(チャーシュー7枚)900円、(W17枚)1400円、
黄金爆弾麺(奇数日)900円、赤丸爆弾麺(偶数日)900円、
真黒麺(毎月18・19日)700円、まかない麺(ぶっかけ醤油味)700円他
◆トッピング
黄金爆弾(カレー味チャーシュー)300円、赤丸爆弾(唐辛子味チャーシュー)300円、チャーシュー6枚300円。
◆麺の種類(数日単位で変わる)
1本麺・2・3・5・7・10・14連麺・三つ葉麺・四つ葉麺・真黒麺・2色麺・3層麺など。
◆麺の量(増量は2回目の訪問以降、同額で調整可能)
最初の訪問ではデフォルトの普通盛り(麺400g前後)のみ。多め、山盛り、大盛りと続き、限界盛り(700g)まである。限界盛りは1kgまで可能。

【系統】ラーメン二郎ライク系東京ラーメン

【お店について】
 2002年4月創業。麺の形状が2本以上連結したオリジナリティが話題となったお店。田園調布署から近い環八通り沿いにある。赤提灯と紺地に白抜きで店名が書かれた暖簾が目印。
 店内はカウンター9席。カウンターの朱色の天板と黒い丸椅子が、街中の中華料理屋といった雰囲気。券売機は新札には対応していない。食券はブタの絵入りの色別の札。壁に貼られた表示類はテプラによるシール。「田舎(広島県西条市)で、明治生まれの祖母が考案した素朴で純な味です!」とのこと。麺の固さ、野菜の量、脂の量は調整でき、食券札を渡す時に申告する。BGMはラジオ。
ラーメン@麺でる
 本日は「チャーシューメン」。店主が野菜を盛りつけた瞬間から、麺とスープが銀色のおぼんにこぼれる落ちる。枡に入ったコップになみなみと冷酒を注がれた時のような感じで、これはひとつのパフォーマンス。ビジュアル的にはまさしく「ラーメン二郎」。もやし、キャベツがてんこ盛り、…と思ったが野菜を掻き分けると麺も山盛りになっている。ある程度野菜を食べないと麺にたどり着けない。野菜を食べ進めるのに役立つのはチャーシュー。ゆで野菜のみだと味が単調になるが、味付のしっかりとしたホロホロと崩れる肉を交互に食べると難なく山を崩して行ける。ある程度片付けると現れるのが麺とスープ。

 スープは表面にラード層があり、背脂も使用されているが、しつこさはない。ニンニクの風味や醤油ダレの濃さもなく意外とアッサリとしている。塩分はやや強めだが、野菜を食べることにより中和される。麺は、連結麺を期待したが、この日は1本麺。自家製の太縮れ麺は、ムチッとした食感。パン粉を練りこんだ麺の味は美味しい。

 毒気を抜いた後味の良い「ラーメン二郎」といった印象。「二郎の登録商標」云々を喧伝するご主人だが、実際、先を越して(ラーメン二郎よりも)やってみたものか、単なるビッグマウスなのかわからない。ただ、ラーメン二郎の原型と思う人はいないはず。帰り際、「量は足りましたか?」、「大盛りとかもあるんですよ。」と語りかけるご主人。客の満足そうな表情を見て楽しむ様子。それがモチベーションとなり、麺づくりの創作と大盛りのサービスが今後も続きそう。
【掲載】2006年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
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