らーめん自由区・東京ラーメンガイド世田谷区のラーメン店リスト>中田兄弟@明大前
中田兄弟(閉店)なかたきょうだい
【所在地】東京都世田谷区松原1-38-15 【お店の地図】
【電話】03-3324-2456
【定休日】日曜
【営業時間】11:30-15:00/17:00-翌1:00
【最寄り駅】京王線・井の頭線 明大前駅 徒歩3分

【メニュー】
○(醤油・塩共通)らーめん680円、ネギらーめん780円、辛ネギらーめん780円、味玉らーめん780円、チャーシューめん980円、味玉チャーシューめん1080円、スペシャル1180円
□(麺の量・普通or中盛)つけ麺700円、味玉つけ麺800円、メンマつけ麺800円、肉入りつけ麺1080円
□激辛つけ麺700円、激辛味玉つけ麺800円、激辛メンマつけ麺800円、激辛肉入りつけ麺1080円

【系統】和風だし系東京ラーメン
中田兄弟@外観 中田兄弟@店内
【お店について】
 2005年2月創業。甲州街道沿いにある。丼と雷文の模様のついた木製の板、その下には白地に店名が小さく書かれた暖簾が下がっている。小料理屋のようなちょっと粋な店構え。店内はカウンター8席。こじんまりとはしているが、落ち着く空間。券売機による食券制。BGMはラジオ。
 (初めての訪問時)厨房には背格好が似ている二人が立っていた。店名にあるように兄弟なのかと思ったが、古くからの友人。昔から似ていると言われるので、それを逆手にとって話題になればと名付けたそうだ。何ともユニークな店名。
 2度目の訪問では、「BROTHER」の文字入りのTシャツを着た仲田氏(中田ではなく)が1人。1杯ずつ、丁寧に調理をしている。「不如帰@幡ヶ谷」の店主は、このお店出身。
中田兄弟@味玉らーめん(塩)
 本日は「味玉らーめん(塩)」。鶏と魚介類をミックスした無化調のスープは、魚介のダシが効いている。表面に層を成す海老油は、コクを与えるのと同時に、オイリーな印象をも与えている。滑らかな口当たりを演出するが、ダシの旨味がストレートに伝わらないもどかしさもある。青さのりの塩気もあり、塩分はやや強め。スープ全体としては、まとまりはある。
 麺は細縮れ麺。調理中に「撮影用に、麺を固めにしておきますね」と言われたのにはビックリ。スルスルとすすり心地が良く、噛むとモチッとした食感。
 具の味玉は醤油味が滲みこみ、黄身がトロトロのタイプ。これは逸品。メンマはシャクシャクとした食感で柔らかくて美味しい。バラ巻きチャーシューは、柔らかくホロホロとしたタイプ。他の具は白髪ネギ、小松菜、青さのり。
【掲載】2007年10月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
中田兄弟@味玉らーめん・醤油
 本日は「味玉らーめん(醤油)」。鶏ガラをベースに魚の生骨と煮干し、鰹節等の魚介系をプラスしたダシ。タレには穴子の骨を用いている。力強いキレのある醤油ダレがコクを深め、後味の良い軽やかで雑味のない出来栄えである。「生粋の江戸前寿司職人がプロデュース」と謳っているように和風テイスト。最初のインパクトは控えめだが、ジワジワと旨味が伝わり、揚げネギ油がアクセントとして効いている。
 麺は「大成食品」製の中細縮れ麺。プリプリとした食感でコシがある。バラ肉巻きチャーシューは厚めで食べ応えがあり、箸で突っつくとホロホロと崩れる。味玉は味付が薄めで、黄味がトロリと流れ出る。白髪葱はアクセント。メンマは太めでコリコリサクサクとした食感で秀逸。ほうれん草も彩りとして良い。
 学生街といえば「コストパフォーマンス」と「ボリューム」がキーワードになるかと思うが、その地域性を想定した経営戦略は採っていないようである。ただ、周辺には同じ味の系統がないことや丁寧な仕事をしているので、徐々に支持を広げていくことであろう。
【掲載】2005年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
らーめん自由区世田谷区のラーメン店リスト>中田兄弟@明大前
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