らーめん自由区・東京ラーメンガイド世田谷区のラーメン店リスト>弥孔斗@池尻大橋
弥孔斗・閉店
やくと
【所在地】東京都世田谷区池尻3-18-6
【定休日】月曜
【営業時間】11:30-15:00/18:00-スープ終了まで(22:30頃)
【最寄駅】東急田園都市線 池尻大橋駅 徒歩6分
【メニュー】
○中華そば680円、中華そば大盛780円
○つけめん780円、つけめん中盛り830円、つけめん大盛880円
◆トッピング-味玉+100円、チャーシュー+150円

【系統】和風豚骨ダシ系東京ラーメン
【お店について】
 2005年10月創業。正式名は「濃厚豚骨魚介そば 弥孔斗」。ご主人の名前は「とくや」さん。ということで逆さから読んだものを当て字で付けられた屋号。「麺彩房@新井薬師」出身。ラーメン屋さんらしからぬお洒落な小さめの看板と、メニューの書かれた黒板が載せられたイーゼルが目印。内外装とも以前同じ場所にあった「米久ラーメン」の面影はなく、モダンな感じの造りとなっている。厨房のスペースはゆったりとしていて調理がしやすそう。それを囲むような感じのL字型のカウンターは11席。甲板がアルミ製(ステンレスかも)とは珍しい。照明は全てダウンライト。野球帽をかぶったご夫婦二人で切り盛りをしている。雰囲気としては若い年齢層に気に入られそう。
弥孔斗@池尻大橋・東京ラーメン
 本日は「中華そば」+味付玉子。茶濁したスープの色は見るからに濃厚。豚骨・鶏ガラ、香味野菜などを強火で10時間炊いたものがベース。それに鯖節、鰹節、ウルメ節を加えたダシ。一口飲むと魚介が強めで豚骨が支える感じ。言い換えれば動物系を強めに出さずに魚介の風味をスーッと前に押し出した感じ。その魚介も嫌味がなく、自然な感じに伝わってくる。トロミも若干あるが、軽快な感じで、後味もスッキリとしている。全体のバランスが整っている。飲んだ後に唇がべとつく感じはコラーゲンによるもの。「大成食品」製を使っているのかなと思った麺は「大原製麺」製。中位の太さの平縮れ麺。ツルツルとした表面で噛むとしっかりとした弾力性のある歯応え。ちぎれにくくプリプリとした食感。最初はやや硬めでスープの絡みは弱く感じられるが、徐々に馴染んでくる。麺の量は中華そば150g、大盛は230g。つけめんは150g、中盛300g、大盛450g。肩ロースのチャーシューは薄切りのものが2枚。箸で掴むとホロホロと崩れるタイプ。柔らかめで美味しい。飴色のメンマは量多めで嬉しい。味付け玉子は適度に味が滲みたもので、黄身は柔らかいゼリー状。他の具は海苔とネギ。
 行列が出来ないのは、立地条件と認知度がまだ低いため。スープの完成度は高い。このスープに相性の良い麺との出会い、肉厚のチャーシュー、ビジュアル的に青物が加わればグレードが更にアップするように思われる。  
【掲載】2006年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
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