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らあめん【2006年6月】|我武者羅@幡ヶ谷

★このページは、「我武者羅@幡ヶ谷(渋谷区)」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。
我武者羅@幡ヶ谷-らあめん
 本日は「らあめん」。「鯛だし豚骨 我武者羅」時代のメニュー。

 豚骨、鯛干、煮干のだし。茶濁色のスープは濃厚な豚骨が基本ベースとなっているが、所謂(いわゆる)豚骨臭が際立つシンプルな豚骨ラーメンではなく、複雑な深みのある味わい。飽きのこない深みは魚介のだしと揚げエシャロットの香味油による効果。「鯛だし」と聞くとおすましのような塩加減で調整した魚介が前面に出たスープを期待してしまうが、あくまでも豚骨のだしを引き立たせるための隠し味という使われ方。魚粉によるザラツキ感はあるものの、レンゲで思わずスープを口にする旨さはある。飲んだ後の口の周りのベタベタ感はコラーゲンが豊富の証。

 針生姜はそのコッテリ感を中和する役目を果たしている。

 中太の縮れ麺は、最初の一口目は硬めでゴワゴワ、ボソボソした感じだが、食べ進むと程よくスープと馴染み、ムチムチとした食感に変化する。チャーシューはばら肉のロール、箸で掴むとホロリと崩れるタイプ。メンマは使われずに、代替として山くらげ。コリコリ感が良い。他の具は、大判の海苔、万能ネギ、白髪ネギ。

 個人的には、ラーメンそのものを楽しむために敢えて、ご飯ものを食べない。しかしながら、このお店では茶漬け用ご飯は必須アイテムのように思う。タレのかかったご飯の上に青梅、海苔、白ゴマ、あられ、わさびがトッピングされ、スープに焼き石を入れてもらい、それにかけて食べるというもの。最後にそれを食べてこそ、このお店の醍醐味は帰結する。今回は食さなかったが、茶漬け用ご飯により満足度、好感度はさらに増すものと思われる。

【掲載】2006年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
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