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本日は「囲炉裏つけめん」。
今や看板メニューとなった「囲炉裏麺」のつけ麺版。

ビッシと引き締まった麺をつけ汁に浸し、ズズッと啜ると、スープのほど良い甘味と旨味が口の中に広がる。
麺を噛むと小麦の風味が弾ける。
酒粕の独特な風味は控えめで、味噌の尖ったところはない。
豆乳が加わって、口当たりがソフトな優しい味わい。
一般的なつけ汁の、甘味、辛味、酸味のアクセントと違い、至ってフラット。
単に平板ということではない。
飲むほどに、旨味とコクの深い味わいが満足度を高める。

汁の中に入ったクルトン、枝豆などの具、麺の上に載った鮫の軟骨、水菜など、個々の異なる食感が、噛むことの楽しさを与えてくれる。
焼きネギの香ばしさは、味噌の風味に良く合う。
辛味噌を途中で溶かし入れると、味の変化を楽しむことができる。
チャーシューはしっとり感は弱いが、柔らかい肉質。

【掲載】2008年4月　【行列】0人　【らーめんの王様】★★★★★