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らぁめん 一福|初台駅(京王新線)

店舗基本情報

ラーメン遺産 殿堂入りの名店
らぁめん いちふく

【所在地】東京都渋谷区本町2-17-14 小泉ビル 【お店の地図】
【電話】03-5388-9333
【定休日】月・火・金曜
【営業時間】11:30-14:30(L.O.14:00)
【最寄り駅】京王新線 初台駅 徒歩12分

【メニュー】
■ラーメン
○味噌らぁめん750円、味噌ぴりか850円、囲炉裏麺(酒粕入り)1100円、囲炉裏麺(大盛)1300円
○醤油らぁめん700円

■つけ麺(休止中)
◎味噌つけめん780円、味噌ぴりかつけめん880円
◎トマトのつけめん900円、囲炉裏つけめん1130円

◇味玉100円、らぁめん大盛100円
□カレーライス650円、ミニカレー250円、他

【限定メニュー(これまでの)】
まぜ福880円、冷しごまみそずい900円、ばみ〜880円、菜麺880円、Se Sa Mi980円、ごまみそずい900円、汐彩870円、つけめん The SE・SA・MI980円、涼やか900円、味噌辣500円、爽香麺800円、梅しそつけめん870円、琥珀の刻800円、冷やしらぁめん汐彩870円、カレーつけめん800円、アロイ870円、毬藻の雫930円、冷やし塩ラーメン汐彩840円、首領辛(どんから)930円、黒ゴマ麺(醤油・塩)770円、黒ゴマ麺味噌820円、雪篭り840円、菜醤麺930円、他

【系統】創作系東京ラーメン

【お店について】
1990年10月30日創業。
店主は、石田久美子さん。
「身体に優しい素材を使用し、お客様にホッとして頂ける店づくりを常に心がけています。」がポリシー。

当初は、別れた夫が脱サラで始めた。
ところが早々と手を引き、後戻りできない状況となり、石田さんが引き継ぐこととなった。
一からスタートということで苦労を重ねたようだが、独学で勉強しつつ、何度も札幌に足を運び入れるなど研究をし続けたという。
このお店を一躍有名にしたのが「味噌らぁめん」である。
石田さんが北海道旅行をした時に、美味しい味噌ラーメンと出会って衝撃を受け、母親が作ってくれた「お味噌汁」みたいな「優しい味噌ラーメン」を作りたいと思ったことがきっかけとなり開発した。
1990年代後半から、雑誌や口コミで広まり、都内屈指の味噌ラーメンが味わえるお店として有名になった。

一福@初台
お店の場所は、初台駅北口から徒歩12分。
旧店舗より3分ほど近くなった。
「新国立劇場(東京オペラシティ)」の西側の道を北上すると、水道道路(東京都道431号線角筈和泉町線)に出るので、それを渡る。
さらに進むと「不動通り商店街」に出て、それを左折して暫く歩くと見えて来る。

一福@初台
小ざっぱりとした小料理屋のようなエクステリア。
小さい「らあめん一福」と書かれた看板と、小さめの暖簾が目印。
店頭の両脇にあるプランターに生けられた植物が、目を和ませる。
以前は寿司店が入っていたテナント。

一福@初台
店内に入って左側に、券売機がある。

一福@初台
その奥に、テーブルが1卓。
グループやカウンター席が一杯になると、コチラに通される。

一福@初台
厨房を囲む形の、L字型カウンター。
整然とした清潔感溢れる店内。

一福@初台
総席数13席(カウンター7席+テーブル1卓・6席)。

一福@初台
卓上調味料は、胡椒、すりおろしニンニク、一味唐辛子などが置かれている。
卓上備品は、爪楊枝、洗い箸、レンゲ、グラス、冷水入りピッチャー、一輪挿し。
水はセルフ。
浄水器はアルカリイオン水の「ハーモニーウォーター」を使用している。

一福@初台
厨房内は、石田さんとアシスタントの2人体制で、切り盛りをしている。
調理は石田さん1人でこなす。
無駄のないてきぱきとした動き。
常連さんの名前や顔をしっかり覚えており、「○○さん、今日は何にします」という会話が交わされることも多い。
対面商売のお手本とも言うべき、やり取り。

2007年3月頃より、つけ麺には「三河屋製麺@東久留米」製の国産小麦「春よ恋」100%・防臭剤無添加の真空麺を使用。
らあめんの麺は従来の「カネジン食品」製を使用。
2007年6月頃より、らあめん、つけ麺共に上記の「三河屋製麺」製の麺を使用している。
2010年に、創業20周年を迎えた。

2010年までの人気(売れ筋)メニューベスト3
【らぁめん部門】1位「味噌らぁめん」、2位「囲炉裏麺」、3位「味噌ぴりか」
【つけ麺部門】1位「味噌つけ麺」、2位「トマトのつけ麺」、3位「味噌ぴりかつけ麺」
2011年秋より、醤油・塩のメニューの販売休止・・・再開未定
2012年3月18日、創業地である旧店舗(東京都渋谷区本町6-6-4 森田マンション1F)は、移転のため閉店。
2012年4月25日、現在地に移転オープン。
夜はスローフードのお店を掲げ、お酒の他、ホワイトボードに書かれた“肴”数種類を取り揃えている。
2014年頃から、体調不良により、夜営業を休業することが多くなる。
2016年12月2日発売の「ミシュランガイド東京2017年(ビブグルマン)」に「一福」が掲載される。
2019年5月より、月曜と火曜日が定休日となる。
2019年6月より、金曜日も定休日となる。

実食レポート

一福@初台
本日は「囲炉裏麺(酒粕入り)/1100円(税込)」。

基本ベースのスープは、 ゲンコツ、豚足、トリガラなどを6時間かけて炊いた後、背脂を濾し、野菜(ネギ・タマネギ・キャベツ・生姜・ニンニク)、リンゴ等を入れて煮て、火を止めて一晩置く。
翌日、干し椎茸、昆布、煮干し、厚削り等を加えて仕上げた出汁。
味噌ダレに使う味噌は、信州の白麹味噌と長崎の麦味噌の2種類。
それに、「八海山純米大吟醸」の酒粕と有機大豆100%の豆乳をミキサーにかけて、加えている。
スープは、動物系4:和風系出汁1の通常使っているもの。

スープ表面には、タップリの刻まれた水菜と焼きネギ、角切りチャーシューが散りばめられていて綺麗。
先ずはスープを一口。
穏やかでマイルドな味噌の味わいが、口の中にスーッと広がっていく。
優しい甘めの味噌の味わいに、その隙間から動物系の濃厚な味わいが感じ取れる。
その後、酒粕の風味がフンワリと香って来る。

続いて飲むと・・・。
酒粕と豆乳が加わっているために、重たくなくあっさりとしていて、ほのぼのとした気分にさせてくれる。
真ん中にトッピングされた肉味噌を溶いていくと、味と香りがブーストされて深みが増していく。
そしてピリッとした辛味も加わり、味の変化を楽しませてくれる。

麺は「三河屋製麺」製の中太のストレート麺。
エッジに丸みがある長方形の断面。
熟成感のあるモッチリとした食感。
スープの絡みがよくウマい。

具の角切りチャーシューは、豚肉の「芯玉(しんたま)」と呼ばれる希少な部位を使っている。
ふっくらとしていて美味しい。
焼きネギは香ばしく、高野豆腐を使ったクルトンはサクサクとした食感を楽しめる。

肉味噌の上にある白い春雨状のものは、アルギン酸ナトリウムを主原料とした海藻クリスタル。
当初はサメの軟骨であったが、変更した模様。
軟骨に近い食感があり、遜色はない。

メンマは平たい形状で、柔らかくシャクシャクとした食感。
多めの水菜は、清涼感を醸し出す。

【掲載】2020年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★

以前のレポート

★このページに掲載されているそれ以前の実食レポートは、下記のページです。

味噌らぁめん+味玉【2019年10月】(41)
まぜ福【2015年9月】(40)
冷しごまみそずい【2015年8月】(39)
ばみ〜【2013年7月】(38)
つけめん the SE・SA・MI【2013年5月】(37)
菜麺+味玉【2012年8月】(36)
トマトのつけ麺【2012年7月】(35)
味噌らぁめん+ミニカレー【2012年3月】(34)
囲炉裏麺【2012年3月】(33)
トマトのつけ麺【2012年3月】(32)
塩ちゃあしゅう麺【2011年11月】(31)
つけめん the SE・SA・MI【2011年8月】(30)
汐彩【2011年8月】(29)
ごまみそずい【2011年5月】(28)
つけめんthe SE・SA・MI【2011年2月】(27)
塩つけめん【2011年1月】(26)
涼やか【2010年8月】(25)
琥珀の刻+味玉【2010年7月】(24)
囲炉裏麺【2010年4月】(23)
琥珀の刻(とき)【2009年12月】(22)
汐彩【2009年8月】(21)
爽香麺+味玉【2009年7月】(20)
味噌ぴりか+味玉【2009年6月】(19)
味噌ぴりかつけめん【2009年6月】(18)
味噌ぴりかつけめん【2009年3月】(17)
囲炉裏つけめん【2008年4月】(16)
カレーつけめん【2008年2月】(15)
ごまみそずい【2008年1月】(14)
囲炉裏麺【2007年11月】(13)
毬藻(まりも)の雫【2007年10月】(12)
菜麺【2007年10月】(11)
冷やし塩ラーメン汐彩【2007年8月】(10)
梅しそつけめん【2007年7月】(9)
トマトのつけ麺【2007年6月】(8)
首領辛(どんから)【2007年5月】(7)
汐彩【2006年12月】(6)
アロイ【2006年7月】(5)
醤油らぁめん【2006年5月】(4)
味噌ちゃあしゅう麺【2006年5月】(3)
囲炉裏麺【2005年3月】(2)
味噌らぁめん【2003年】(1)
 

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