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麺恋処 いそじ|代々木駅(JR総武線/都営大江戸線)

店舗基本情報

めんこいどころ いそじ
【所在地】東京都渋谷区代々木1-14-5 【お店の地図】
【電話】03-3378-6555
【定休日】日曜、祝日、第2・4月曜、(第4日曜は営業)
【営業時間】11:30-19:00
【最寄駅】
 ○都営大江戸線 代々木駅A1出口 徒歩3分
 ○JR総武線・山手線 代々木駅 徒歩4分

【メニュー】
 ○中華そば690円(並盛・中盛)、得中華そば890円(並盛・中盛)
 ◎味噌らーめん760円(並盛・中盛)、得味噌らーめん960円(並盛・中盛)
 □つけめん740円(並盛・中盛)、得つけめん940円(並盛・中盛)
 ■味噌つけめん810円(並盛・中盛)、得味噌つけめん1010円(並盛・中盛)
 ◇麺の大盛+100円、生玉子50円、味玉・のり各100円、メンマ150円、チャーシュー300円、他
 ※麺の量-並盛210g・中盛315g・大盛420g

【系統】豚骨魚介醤油系東京ラーメン

【お店について】
2007年7月2日創業。
このお店のご主人は、イタリアンシェフ歴30年のキャリアをもつ。
五十路(いそじ)=50代を前に転業ということで、この屋号を付けた。

店舗外観
JR代々木駅西口を降りて、目の前に見える代々木ゼミナール本部と代ゼミTVスタジオの間の道を下る。
見えてくるのが「山崎製麺所・第二工場」という日本蕎麦屋さん。
その隣に位置するのが小料理屋風のこのお店。

店内
サッシ戸を開けて中に入ると右手に券売機があり、その横に待ち客用の丸椅子が3台置かれている。
L字型カウンター11席。
客席の後ろは余裕があり、落ち着いて食事が出来る空間。

厨房に目を移すと、独特なタオルの巻き方をしたスタッフが3人。
奥には「momoe」と名付けた製麺機が置かれている。
茹で釜に昆布を入れて、麺を茹でる手法を取っている。
麺の量は、中盛と並盛が同額という嬉しいサービス。
柚子を入れるかどうかの有無を聞かれる。

得味噌つけめん【2009年5月】|実食レポート

いそじ-得味噌つけめん
本日は「得味噌つけめん」の中盛。
つけ汁は、乳化した豚骨・牛骨・魚介のスープ。
最初に味噌のほんのりとした甘味と旨味、次に動物系のコク、続いて魚介の旨味が伝わってくる。
背脂、魚粉も投入されていて濃厚な味わい。

麺は四角い断面の太ストレート麺。
タピオカ粉による強靭な弾力性と小麦粉の密度感。
この食感から想起したのは、ドイツのラクリッツ(甘草エキス入りの黒いグミ)。
グミは子どもの歯に関わる病気を防ぐ目的で開発されたお菓子。
強く噛む必要のない食品が多くなっている現代人には、時には必要な硬さ?かもしれない。

具のチャーシューは、薄切りのものが3枚。繊維質がなく、レーズンバターのようなしっとりとした食感。
細割きのメンマは、シャキシャキとした食感で多めに入っているのが嬉しい。
味玉は、黄身がしっとりとしたタイプ。
他の具は、海苔、ナルト、刻みネギ。

最後にスープ割り。ネギと魚粉が追加され、香りと出汁の濃厚な味わいが楽しめる。

【掲載】2009年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

得つけめん【2008年5月】|実食レポート

いそじ-得つけめん
本日は「得つけめん」の中盛。
デフォルトの「つけめん」に、チャーシュー、メンマ、味玉が増量されたメニュー。

つけ汁は、基本のスープで醤油ダレ(4種類の醤油を併せたもの)を割り、胡椒、一味唐辛子、酢、節粉で味を調整したもの。好みで柚子を入れてもらう。
開店当初、一晩寝かせた麺を使用していたが、現在はその日に打った麺を使用。
お湯ではなく、昆布だしで麺を茹でている。
丼の底には、スノコのような水切りが敷かれ、つけ汁が薄まらないような工夫が施されている。

麺は四角い形状の太麺。
麺の外側はモッチリとしていて、中心部分が固め。
歯を押し返すような弾力性で、啜った後に暫くモグモグと食べる感じ。
食べ応えのある量。

つけ汁は、魚粉が大量に投入され、ザラッとした舌触り。
酸味と甘味が、適度に効いている。
動物系のコクと魚介の豊潤な風味が相俟って、美味しさを醸し出す。
薬味のねぎ、エシャロット、玉ねぎの食感も効果的。

チャーシューは、肩ロースで、ハムのようなしっとり感のあるタイプ。
肉の旨味が引き出されていて味わい深い。

メンマは漬物の様にコリコリとした食感。

味付け玉子は、黄身がシットリとしたタイプ。
トロリとしたタイプではないが、美味しい。
他の具は、ナルト、ねぎ、海苔。

最後に、スープ割り。刻みネギや魚粉を追加してくれ、魚介の風味が立ち上る。

小麦粉の風味と独特な食感が印象的な麺。後半、こめかみが痛くなったのは、その強靭さ故。

【掲載】2008年5月 【行列】3人 【らーめんの王様】★★★★★
 

得中華そば【2007年11月】|実食レポート

いそじ-得中華そば
本日は「得中華そば」の中盛。

中華そばに、チャーシュー、メンマ、味玉が増量のメニュー。
動物系のダシには豚骨・鶏ガラの他、フォンドボーの発想から仔牛の骨、牛すね肉などを加えている。
魚介系では、煮干・宗田節・鯖節・あごなどを使用。

スープ表面にはゼラチン質が覆い、背脂、魚粉が混在した濁りのある乳化したスープ。
見た感じとは違い、さほど粘度はなく、サラリとしている。
動物系のしっかりとしたベースの味に、魚介系の旨味と風味が折り重なり重厚な味わい。
節粉の風味は強いが、それに頼りすぎずバランスが良い。
濃厚だが、飲み口はすっきり。
柚子はこの濃さの中に、しばらく埋没しているが、時折、鼻に抜ける香りが爽やかさをもたらしてくれる。

麺は断面が四角で、エッジが立った太ストレート麺。
弾力性を出すために、タピオカ粉と強・中力粉を使用している。
また、滑らかさを出すために、卵白も加えられている。
固めの茹で加減。
表面は艶やかで、ツルツルとしている。小麦粉の密度が高く、熟成感がある。
噛むことにより、旨味が出てくる。

肩ロースのチャーシューは、脂分が少なく、どっしりとした噛み応え。
メンマは、甘めの味付けで、細切り。コリコリとした食感がアクセントとなり美味しい。
味玉は、黄身がジュクジュクとしていて、しっとりとしたタイプ。
海苔は黒々とした良質なもの。他の具は、ネギとナルト。

青葉、九段斑鳩、つじ田で完結したと思ったスタイル。
定跡とも言うべき表現であるが、スープと麺にアグレッシブな感じが加わり、このお店の個性というものも感じ取ることが出来る。

【掲載】2007年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

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