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麺酒場 凪
なぎ
【所在地】東京都渋谷区東1-3-1 【お店の地図】
【定休日】日曜(暫定)
【営業時間】11:30-15:00/18:00-22:00(暫定)
【最寄駅】
JR山手線・井の頭線・東急東横線他 渋谷駅 徒歩10分

【メニュー】
 ○豚骨麺650円
 ○替玉+100円
 ○ごはん150円
 ○一品その他200円〜
 ※提供するメニューは頻繁に変更。

【系統】豚骨醤油系豚骨ラーメン

【お店について】
 2006年6月創業。昼間は「ラーメン専門店 凪(なぎ)」、夜間は「麺酒場 夕凪」と呼称を使い分けている。2004年10月より、新宿歌舞伎町ゴールデン街のバー「ブレンバスタ」を間借りして、月、火曜日の夜間限定でラーメンを提供し、創作的なラーメンが話題となったお店。また、「めじろ@代々木」でも期間限定で間借り営業をしていた。今度は自らの店を構えてのスタートとなる。その間、「ラーメントライアウト・未経験者部門」に出場して勝ち残り、2006年10月には立川の「ラーメンスクエア」にも出店(6ヶ月限定)を予定している。

 渋谷駅より、六本木通りを真っ直ぐ行き、渋谷二丁目交差点を右折した八幡通り沿いにある。臙脂(えんじ)色の暖簾が目印。暖簾をくぐって中に入ると右手に厨房、左手のドアを開けるとホールになっている。明治通りから並木橋を左折してきた場合は、厨房と路面のカウンター席が最初に目に留まる。その奥にホールへと続くドアがある。つまり、店内への入り口が2つあるということ。

 店内はテーブル席8席、カウンター席7席。外の路面カウンターは4席。店内のカウンターの上にはカップ酒、横にはビールサーバー、壁の棚には一升瓶が並んでいる。ダイニングバー的な雰囲気を出している。壁面には手形やどんぶりが飾られていて、内装は手作りといった感じ。「一蘭」、「麺屋武蔵武骨」、「西麻布五行」出身のスタッフ3名で切り盛りをしている。接客、調理専門、酒担当と係分担が決められているようだ。
豚骨麺@凪
 本日は「豚骨麺」。どんぶりは黒い陶磁器製、直径が約15cm。一般的などんぶりが19.5cm、(因みに永福町大勝軒は24.5cm)というからかなり小ぶり。ダシはゲンコツと鶏ガラなどの動物系で摂り、タレに魚介系を入れている。香味油としてアゴ油を使用。豚骨の臭みのない穏やかな味わい。魚介も程よく効き、雑味のないクリーミーで美味しいスープ。「本日は魚が強めに出ています。」とのことだが、突出せず程よい。卓上に差し出された陶器に入った2種類のタレは、鰹唐辛子ダレと鰹胡椒ダレ。チャーシューダレに昆布のエキスを入れ、辛味をつけたもの。一口舐めると甘みが先行するが、程よい刺激。唐辛子ダレは豆板醤風、胡椒ダレは斬新で初めての味。これを入れるとスープがキリリと締まった味になる。

 福岡から取り寄せたという麺は細ストレートで130gとやや少なめ。スープと馴染んではいるが、食感としてはシャープさがない。期待した「浅草開化楼」製のチー麺は日替わりメニューに使われているようだ。替え玉を入れようと思ったが、スープがあまり残らず断念。バラ肉チャーシューは、約1cmの厚切り。一枚一枚切り分け、オーブンで焼いたもの。箸で掴むとプルプルとした柔らかさ、噛むとジューシーな肉汁が口の中に溢れ美味しい。ただ、下味の醤油が立っているのが気になった。味玉は白味の部分の滲み込みは薄く、パクッと割れている。黄身は半熟ではなく、餡子状。他の具は万能ネギ。メンマはなし。

 開店当初のお店では、スープ作りをする上で、寸胴が馴染むのに苦労をするという。味が定着し、軌道に乗るまでには、通常数ヶ月かかる。まだ微調整をしているという段階のようだ。お店のコンセプトは、「麺酒場」といっているように、ダイニングバー的なスタイル。一品料理を食べ、お酒を飲み、締めにラーメンを食べる。そのラーメンが創作性の強い一杯で、客を楽しませるというもの。ただ、昼間の食事としてはどうであろうか。差し出された瞬間に、このラーメンで締めにするのにはまだ早すぎると思ってしまった。
【掲載】2006年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★☆☆☆
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