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白ワインスープの塩ラーメン【2011年4月】|一条流がんこラーメン総本家@四谷三丁目 ★このページは、「一条流がんこラーメン総本家@四谷三丁目」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。 |
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本日は「“ショルダーベーコンを8s”白ワインスープの塩ラーメン(赤ワインチャーシュー入り)」。オープン記念スペシャルメニュー。 スープの透明度が高く、表面に浮かぶラードがキラリと光る。 一口飲むと、洗練された素材の複雑な旨みが、舌の上に満ち潮のように広がり、海産物系素材の心地良い芳香が鼻腔をすり抜けていく。 肉の旨み、脂の甘みに溢れ、塩のミネラル感が舌の上に僅かに残る。 一般的に「しょっぱい」と言われる「がんこ」系の味だが、しょっぱさは比較的控えめで、じんわりと円く豊かな旨みでまとめている。 飲み進むと、次第に塩分濃度の高さは感じるものの、出汁の旨みが効いていて、グイグイ飲ませる力強さがあり美味しい。 麺は中太の縮れ麺。麺量は200g。昔は表面が滑らかで、かん水多めのプリプリとした食感のものを使用していたと記憶しているが、近年、割と摩擦係数の高いものを使用している。 どちらかと言えば、愛想の少ない古風な味わいや歯応えである。しかし、麺の味がしゃしゃり出ず、定位置を保っている。 このレトロチックな風味と食感が、出汁の効いたスープとよく絡み、一体感を醸し出している。 具のチャーシューは、赤ワインで煮てあり、とても柔らかい。豚バラ肉を巻いたものが多い「がんこ」であるが、脂身はほとんどなく、口の中でホロホロと崩れる旨さ。 トッピングとしては珍しいザーサイ(搾菜)。醤油やゴマ油などの調味料の味を感じさせない浅漬けのものを使用。メンマや青菜の代用品として、特有の味と食感を楽しめる。 糸唐辛子は多めに載っているが、辛味は少なく、時折ピリッとする感じが味全体を引き締めている。 小口切りのネギは、清々しい風味が心地良い。 食べている途中で差し出してくれたサービス品の「チャーシューのほぐし身」。 天衣無縫なオリジナリティを追求する家元こと一条安雪さん。新たなグランドメニューと今後創作されるスペシャルメニューに、期待で胸が膨らむ。 【掲載】2011年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★ |
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