＞新宿区のラーメン店リスト＞一条流がんこラーメン総本家＠四谷三丁目＞天然ブリ入りスープ ！ふわトロ 辛メン【2011年5月】★このページは、「一条流がんこラーメン総本家＠四谷三丁目（新宿区）」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。
本日は「天然ブリ入りスープ ！ふわトロ 辛メン」。通常のスープに、天然鰤（ブリ）を一尾分加えた4月30日限定のスペシャルスープ。
鰤と言えば、寒ブリが七尾漁港で、大量に水揚げされたというニュースは記憶に新しい。例年だと3桁程の数量だが、今年はそれの350倍という。
入手しやすかったから使ったのかどうかはわからないが、一尾分を使った出汁とはどのようなものか・・・("▽")ワクワク！
メニューの「ふわトロ」とは、ふわふわでトロトロのオムレツを載せたもの。オーダーが入るごとに、赤いティファールの小鍋に卵4個分の溶き卵を入れて作る。
それをスープと麺が盛られた上に被せ、他の具をトッピングして差し出される。
カウンター甲板の黒に、丼鉢の朱色が映える。
スープ表面にはラー油が浮かび、白いレンゲに赤い色が付着している。
スープを一口飲むと、適度な辛さと甘味のある味が口の中に広がる。唐辛子の辛さはそれほどでもなく、食欲をそそるピリ辛程度。
食べ進むと、ふわトロ玉子が混ざってマイルドさが際立って行く。ふくよかなコクのある味噌仕立て。
ブリ特有の匂いは抑えられ、鰹やサバと違った優しい出汁の味が滲み出ている。
がんこらしい塩辛さはなく、飲みやすく、味わい深い。
麺は「サッポロめんフーズ」製の太平打ち縮れ麺。箸で引っ張り出すには、抵抗感のある重さ。スープが良く絡み、口当たりが良い。表面がモッチリとしていて、中心部分がクキクキとした食感。喉越しも良く美味しい麺。
具の玉子は、フワフワ感とトロ〜リ感を出したプレーンオムレツ。天津麺のようにしっかり火を通したものではなく、箸でつかめるプレーンオムレツスタイル。
味付けはせず、玉子本来の甘みを引き出している。また、スープの辛味を和らげる効果もある。
脂が抜け落ち、あっさりとした味付けの肉そぼろは、スープと好相性。塩抜きされたザーサイは、シャクシャクとした食感で良い箸休め。
他の具は、糸唐辛子、斜め切りのネギ。
連休明け（5/6）より、辛メンの麺が（中）細麺に変更される。家元曰く「西山製麺の麺に似ていて、美味しかったよ！」とのこと。
【掲載】2011年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★