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ふわトロ辛つけ【2011年7月】|一条流がんこラーメン総本家@四谷三丁目 ★このページは、「一条流がんこラーメン総本家@四谷三丁目」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。 |
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本日は「ふわトロ辛つけ」。もう少ししたら、平日メニューから消える「ふわトロシリーズ」の一品。 朱色の器が美しい。最も食べ物が映える色ではなかろうか。 麺は平打ちストレート太麺。オープン当初とは、異なる麺を使用している。また、がんこ史上稀なる麺とも言える。 外側がソフトで、中核部分がクキクキとした歯応えのある食感。 ツルツルとした滑らかさで、軽快に麺を啜ることが出来る。 汁の味が吸着しやすく、噛みしめるごとに小麦のふくよかな甘みが滲み出て旨い。 つけ汁は器にタップリ入り、300gの麺を浸しても一向に減ることはない。 丸鶏の旨味と魚介出汁の旨みが溢れている。 辛味は適度で、スクランブルエッグ状の玉子が辛味を包み込むように、優しい味わいを与えている。 絶妙なるさじ加減は、流石としか言いようがない。 具の大粒の肉そぼろは、出汁の方に旨みが抜け落ちているために淡泊ではあるが、食感として楽しめる。 ふわトロの玉子は、卵を4個も使っているので圧巻。フワフワとした部分とトロトロとした半熟具合が混じり合い美味しい。 一度にこれだけの卵を摂取することは、普段はあり得ない。 塩漬けのザーサイは、コリコリとした歯触り。笹切りのネギは、箸休め。他の具は糸唐辛子。 最後にスープ割り。魚介の風味が香り立ち、至福の時を迎える。 武骨なるイメージの「がんこ」も、実は繊細なる味わい。メニューから消えても、記憶からは消えない一杯となろう。 【掲載】2011年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★ |
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