本日は「担々麺」。
スープは、鶏の手羽先肉を8時間以上煮込んだ鶏白湯がベース。
口径は小さめだが、底が深い「玉丼」型の丼鉢。
ドロッとした粘度のある黄土色のスープに、「潮州ラー油」が浮かぶ。
トッピングした具の上から、「バルサミコ酢クリーム」がかけられている。
まずは一口。
コラーゲンたっぷりのトロトロ感。
トロトロと言うよりは、ドロドロと言った方がいいかもしれない。
鶏の旨みが、凝縮されている。
それに、ゴマも濃厚で、風味が鼻から抜ける。
ヘーゼルナッツの「カリッ」とした食感と香ばしさもまた楽しい。
辛味や花椒の痺れは、中程度。
続いて、飲むと・・・。
肉味噌が徐々にスープに混じり合い、一気にコクが増す。
肉味噌は、挽肉、ザーサイなどを味噌・香辛料などと練ってある。
スープの表面に幾筋かかけられた「バルサミコ酢クリーム」が混じり合い始めると、酸味が浮上する。
この酸味が支配的となり、ゴマやナッツなどの風味を後方に押しやる。
個性的な味わいにはなるが、蛇足の感もある。
麺は、「浅草開化楼」製の中太縮れ麺。
加水率は高めで、ツルっとした口当たり。
噛んでは、クチッと粘りのある食感。
スープとの一体感があり美味しい。
他のトッピングは、三浦産のグリーンカール、水菜など。
【掲載】2014年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆