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桂花ラーメン 新宿末広店|新宿三丁目駅(東京メトロ丸の内線・他)

店舗基本情報

けいからーめん しんじゅくすえひろてん
【所在地】東京都新宿区新宿3-7-2 【お店の地図】
【電話】03-3354-4591
【定休日】無休
【営業時間】
・10:30-23:30(L.O)-月〜土曜
・10:30-22:30(L.O)-日曜
【最寄駅】
・東京メトロ丸の内線 新宿三丁目駅 徒歩3分
・東京メトロ副都心線 新宿三丁目駅 徒歩3分
・都営新宿線 新宿三丁目駅 徒歩3分

【メニュー】
○桂花拉麺700円、若麺700円、阿蘇拉麺750円、辣醤麺(ラージャンメン)800円、叉焼麺850円、完全食(桂花拉麺+サラダ小)850円、太肉麺(ターローメン)950円、店主盛1100円、他
□ターロー丼セット(桂花拉麺+太肉丼)950円、太肉丼300円、他
◇ネギ・茎ワカメ・メンマ各50円、ルータン(味玉玉子)100円、他


【系統】九州豚骨系熊本ラーメン

【お店について】
1955年(昭和30年)6月創業の「桂花ラーメン総本店@熊本城前」の支店。
「新宿末広店」は東京進出第1号店で、1968年(昭和43年)12月のオープン。
創業者は、久富サツキ氏。

熊本で知名度が高いお店(「黒亭」「こむらさき」「桂花」…)に連なり、歴史的には、1954年(昭和29年)創業の「こむらさき」「こだいこ」に次ぐ老舗。
1日300〜400食の売り上げを数える人気店で、支店によっては800食も出るという。

屋号の「桂花」とは、“金木犀(きんもくせい)”の中国名。
「漂い来る香りに誘われて、少し寄り道でもこの花の下を歩く…そんな人を魅(惹)きつけてやまぬお店になりますように」という願いが込められている。

このお店の功績は、「熊本ラーメン」の名を世に知らしめたこと。
「醤油ラーメン」一辺倒の東京で、熊本の「郷土色」の強いニンニク風味の乳白色スープは衝撃を与え、その噂は口コミで徐々に広まった。
また、東京ではそれまで一般的ではなかった「太肉(角煮)」「ルータン(味玉)」「生キャベツ」などの具も斬新で、他の店にも影響を与えた。
当初は「3回食べたら、クセになる味です」というのがお店のキャッチコピー。
看板メニューの「太肉麺」「ターローメン」の名称は、2001年(平成13年)に商標登録された。

桂花ラーメン・末広店-店舗外観
お店の場所は、寄席の「新宿末廣亭」の近く。赤い幟と立て看板が目印。

桂花ラーメン・末広店-店内
店内に入ると、入口の右側にコンパクトな券売機がある。
賑わいのある店内は、カウンター5席、テーブル24席。
BGMはラジオ。
お冷は「プーアール茶」。
スタッフは厨房に2名、ホール担当が2名。

新宿末広店では、毎週水曜日(2009年4月現在)が、「ワンコインデーセール」として、桂花拉麺700円が500円で提供されている。

【系列店】
「総本店@熊本城前」、「鶴屋店@水道町」、「センタープラザ店@辛島」、「フードパル店@西里」、「光の森店@光の森」、「高知インター店@高知」、「東京新宿末広店@新宿三丁目」、「東京新宿 東口駅前店@新宿」、「東京新宿 桂花ふあんてん@新宿」、「東京渋谷 センター街店」、「東京池袋 サンシャイン60通り店」、「東京池袋 立教通り店」、「桂花立川店」、「横浜ビブレ店@横浜」、他。

実食レポート

桂花ラーメン・末広店-太肉麺
本日は「太肉麺(ターローメン)」
桂花の一番人気のメニュー。

豚骨と鶏ガラの髄まで出し切った乳化した乳白色のスープ。
タレは醤油や味噌を使わず、少量の化学調味料と「赤穂の天塩」で味付けをしている。
特徴的なのは、スープ表面に浮く「マー油」。
ニンニクを油で調理したもので、「魔法の油」の意味合いをもたせたネーミング。

顔を近づけるとマー油の香ばしい匂いが鼻腔をすり抜け、香りで楽しませてくれる。
一口レンゲでスープを飲んでみると、滑らかな口当たりとマイルドな味わいで、今度は舌を楽しませてくれる。
マー油の香りと豚骨のコクが見事に調和している。
程よい塩梅で全体をまとめ、深いコクが余韻を楽しませてくれる。
温度はやや温め。

麺は中太ストレート麺。
断面は丸で、加水率の低い自家製麺。
「ツルツル」とした軽快な啜り心地ではなく、「ズルズル」とスピード感のない啜り心地。
それが、逆にスープを良く絡める。
噛むとしっかりとコシのある固めの食感。
粉っぽさが若干感じられるが、小麦粉がしっかりと結合した麺で風味もしっかりと感じられる。

具の「太肉(ターロー)」2個は、三枚肉の煮豚。
4時間じっくり煮込んで、醤油ベースのタレで味付けしたもの。
中国料理ではこの名称はなく、お店独自で名づけたもの。
一般的な角煮は身が引き締まったものが多いが、こちらのはとても柔らかい。
口の中に入れると脂が溶け、口の中にジュワッとジューシーな味が広がる。

生キャベツは、箸休めとして効果的。
茎ワカメの食感も楽しめる。
他の具は1/2の味付け玉子、メンマ、青ネギ。

【掲載】2009年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆

太肉麺【2003年】|実食レポート

本日は「太肉麺(ターローメン)」
熊本の味を東京に広めた最初のお店。

マー油を効かせた乳白色のスープには驚きだ。
目から鱗が落ちたという感じ。
太肉麺(ターロー麺)の生キャベツ、味付け玉子、角煮のトッピングは秀逸で美味しい。バランスの取れた完成度の高いラーメン。ニンニクの香りと豚のライトな臭みが癖になる。

【掲載】2003年 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
 

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