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老舗から新店までのラーメン店をレポート。

(閉店)つけ麺・中華 もぐら|四谷三丁目駅(東京メトロ丸の内線)

店舗基本情報

つけめん・ちゅうか もぐら
【所在地】東京都新宿区荒木町8 プチ藤ビル1F 【お店の地図】
【電話】03-6457-8776
【定休日】無休
【営業時間】
○11:00-15:00/17:00頃-スープ切れまで(23:00頃)
【最寄駅】
○東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅 徒歩3分
○都営新宿線 曙橋駅 徒歩5分

【メニュー】
○中華そば700円、中華そば 卵800円、特製中華そば950円、
○塩ラーメン700円、塩ラーメン 卵800円、特製塩ラーメン950円
◎つけ麺(300g)750円、つけ麺 卵850円、特製つけ麺950円
◇大盛100円、味玉・辛ネギ・細切りチャーシュー・青ネギ・メンマ各100円、他
□傅右衛門醤油卵かけご飯150円、他

【系統】煮干し中華そば・なおじ系ラーメン

【お店について】
2010年2月3日創業。
新潟ラーメンのカリスマ職人、佐藤直人さん率いる「なおじグループ」の新ブランド店。
佐藤さんは、「新横浜ラーメン博物館」に出店していた「魁龍」で修業をした経歴をもつ。
地元新潟では、「極麺 克味 新潟店」、「昔食堂 なおじ本店」、「なおじU号店 小新店」、「ラーメンシェ」、「ラーメン響」、「ラーメン風我」などのお店を展開している。
都内では、「濃厚中華そば・つけ麺 なおじ@目黒」、「麺匠 克味@曙橋」、「ヒノマル食堂なおじ@新橋」などのお店がある。

店名の「もぐら」は、覚えやすさとインパクトから決定したという。
当初は、モグラの着ぐるみを着て接客することも考えたらしい(笑)。
「なおじ」系列のお店は、「超濃度ドロッ系」のラーメンが主流。
もぐらでは、それとは打って変って、「正統派醤油ラーメン」で勝負する。
「昔から東京にある普通の中華そばを、自分なりにブラッシュアップしたものを目指した」とのこと。

お店の場所は、東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」の駅から四谷三丁目交差点に出て、外苑東通りを靖国通りに向かって緩やかな坂を下っていくと右側にある。
黄色いビニール製のひさしが目印。
以前、「支那そば 温州軒」があった場所。

余談になるが、「温州軒」は長年「文化放送(旧局舎・新宿区若葉)」前で営業していたお店で、文化放送の移転や店舗の老朽化に伴いこの地に移転してきた。
その後、惜しまれながら2009年10月10日に閉店。
旧店舗時代は、文化放送社員や著名人(みのもんた・吉田照美・北島三郎・郷ひろみ・氷川きよし・大竹まこと)などが訪れたという。

もぐら@四谷三丁目-外観
「ラーメン二郎」のような黄色い看板が人目を引く。
向かって右側に券売機があり、先に食券を購入。

もぐら@四谷三丁目-店内
モグラが生息する穴蔵のような2.8坪程の狭い店内。
カウンター5席。
手前に先客がいる場合は、一旦外に出て空席の場所近くのサッシ戸を開けて入店する。
厨房で切り盛りをするのは、「濃厚中華そば・つけ麺 なおじ@目黒」で店長を任されていた古塩久喜さん。
その他、中国人の男性も交代で厨房に立つ。

もぐら@四谷三丁目-卓上調味料
卓上に用意された調味料類。
ミル付きの胡椒、にんにく粉、ゆず粉。

丼鉢は、「特製」か「大盛」を頼むと、ステンレス製の器で提供される。
この“メタル・ドンブリ”は、洋食器の町、新潟県燕市の地場産業のテクノロジーを生かした製品。
中が空洞になっていて、保温効果抜群。1個3000〜4000円する代物。
お冷やを入れるコップとレンゲもステンレス製。

主力メニューの「中華そば」は、鶏白湯スープに、千葉県産のカタクチイワシ・ウルメ煮干し・ウルメ節・昆布をブレンドしたもの。
醤油ダレは、愛知県の味噌蔵「伊藤商店」のたまり醤油「傳右衛門」を別の醤油とブレンドして使用。
「塩ラーメン」は、旨み調味料不使用で、牡蠣や昆布で自家製魚醤を作って使用。
麺は、長野県産の小麦粉がメインの自家製麺。

※2011年6月24日より、「とんこつラーメン なおじ」としてリニューアルオープン。

実食レポート

もぐら-塩ラーメン卵
本日は「塩ラーメン卵」
新潟県燕市の地場産業のテクノロジーを生かしたステンレス製の丼鉢。
陶器や磁器に慣れているので、ちょっと驚き。
基本ベースのスープに、牡蠣や昆布で作った自家製魚醤を合わせた塩ラーメン。

まとまりがあり、バランスの取れた美味しいスープ。
期待したニボニボ感はなく、魚醤のクセもなく、穏やかなスープ。
雑味がなく飽きのこない味わい。
反面、醤油ラーメンと比べるとパンチ力はなく、大人しい。

麺は中細のストレート麺。
ツルツルとしていて口当たりが良く、噛めばシコシコとしていて美味しい。

具のチャーシューは、薄切りのバラ肉。紙カツならぬ、紙チャーシューで物足りなさも…。
味玉は、黄身が固まりつつあるしっとりとした半熟具合。
白身にも味が染みている。

メンマは四角い形状。
繊維質を感じるボリボリとした食感。
スープ表面に浮かぶ刻み白ネギとトッピングされた青ネギはよい箸休め。
他の具は、スープを飲み干すと、底に沈殿している挽肉。

【掲載】2011年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆

中華そば+卵【2011年3月】|以前のレポート

もぐら@四谷三丁目-中華そば+卵
本日は「中華そば」+卵。デフォルトで、1/2の味玉付き(@>_<@)キャー。お冷やを入れるコップはステンレス製で、歯医者さんのウガイ用のコップみたい(゚n゚*)。

提供直前、手鍋にスープと鶏ミンチを入れて加熱。
中華料理の清湯スープの手法で、スープに透明感を出している。

スープ表面には透明な油層。印象としてはオイリーな感じ。
一口飲むと、ラードによるサラリとした口当たり。
そして、たまり醤油の甘みと旨みが味蕾(みらい)に染み渡り、その芳醇なる旨みがストレートに伝わってくる。
スープを底からすくい上げるようにすると、煮干しの風味が豊かに香る。
エグ味や苦味は適度に取り除いていて、旨みだけをしっかり抽出している。
鶏の旨みも出ているが、魚介系の方が前面に出ている。
ニボニボ感が突出することなく、バランスが取れている。
飲み進むと、挽肉のコクがジンワリと効いてきて、深みが出てくる。

麺は中細のストレート麺。
加水率の高いツルツルとした口当たり、喉越しも良い。
噛めばシコシコとした食感で、美味しい。
全粒粉使用で風味が豊か、スープの絡みも良い。

具のチャーシューは厚めの長方形のものが1枚。
バラ肉で、脂身が占める割合が大きい。
白身の部分はトロトロ、赤身の部分はしっかりとした歯応え。スープの後味がコッテリとしているので、バランスとしては、脂身が少なめの部位の方が合いそう。

味玉は味が良く染みていて、黄身がしっとりとした半熟具合。
正方形にカットされたメンマは、味付けは淡く、漬物のようなボリボリといった歯応えの良さ。
青ネギはタップリと入っていて、油のしつこさを解消してくれる。

オーソドックスな中に、確かな美味しさを感じさせる一杯。

【掲載】2011年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

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らーめんの王様(食べた評価)

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