＞新宿区のラーメン店リスト＞麺屋武蔵 新宿本店＠新宿＞あじ玉つけ麺【2007年1月】このページは、「麺屋武蔵 新宿本店＠新宿（新宿区）」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。
本日は「あじ玉つけ麺」。有田焼の器がとてもお洒落。麺は平打ちの若干ウエーブのあるストレート太麺。表面は柔らかく、中心部分は固めでコシがある。噛んだ時はグニュっとした歯ざわりだが、しっかりとした食感は絶妙な茹で加減。小麦の旨みがジワリと広がり美味しい。
つけ汁は鰹節や秋刀魚節の芳醇な風味と醤油ダレの芳ばしさが強めに出ている。酸味や辛味はなく、ラーメンスープの濃縮版。日本蕎麦のかえしに通じる濃いめの醤油ダレ。微かな甘さを感じるが、以前と同じように甜麺醤（てんめんじゃん）を使用していのだろうか。素材からの旨みが凝縮され、底に沈殿した柚子が、清々しい。
チャーシューはサイコロ状。メンマは漬物のようにコリコリとした食感。味玉は、表面の色は濃いが、味付けは薄味。黄味は今回はトロリとしておらず固まりつつある。麺を食べ終えてスープ割り。その際、ネギを追加してくれる。俄然、鰹節の風味が強まり、二度美味しいとはこのこと。
行列は以前のようなことはなく、待ち時間も短縮。これは願ってもないこと。2006年12月にオープンした麺屋武蔵武骨外伝に続き、麺屋武蔵鷹虎＠高田馬場も近々オープンするそうだ。店舗によってそれぞれの個性があるので、食べ比べるのも楽しい。
【掲載】2007年1月 【行列】11人 【らーめんの王様】★★★★☆