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旬麺 しろ八|新宿御苑前駅(東京メトロ丸の内線)

冷やし鯛らーめん(一口ごはん付き)【2009年7月】|実食レポート

しろ八-冷やし鯛らーめん 
本日は「冷やし鯛らーめん(一口ごはん付き)」
夏季限定メニューの「冷たいスープのラーメン」。

7月の旬の野菜は、千葉県産の“ブーケレタス”と宮城県産の“カラーピーマン”。
“ブーケレタス”は、普通のレタスと比べて5倍のβカロチンを含む。
視覚機能を調節する働き、肌や粘膜を丈夫にし、体に抵抗力をつける。
“カラーピーマン”は完熟したピーマンのことで、ビタミンA・C・E、βカロチンを含んでいると言われている。

朝に仕込んだ鯛(たい)の煮干し等で作ったスープを昼まで冷やす。
それを氷で冷やしておいた器に注ぐ。
そのため、スープはキンキンに冷えている。
お澄ましのような透明感のあるスープ。
一口飲むと鯛の少し甘味のある上品な味が口の中に広がる。
旨味も豊かで、スッキリとしたキレのある味わい。
塩梅も程よく、グイグイ飲めてしまう。

麺はこのメニューに合わせた細ストレート麺。
固めの茹で加減。
ツルツルとした滑らかさ、シコシコとした食感。
スープの絡みも良く美味しい。

具の海老2個はプリプリとした食感。
味付けされた貝柱はスープに溶け込むと旨味がアップし、また、箸休めとしても良い。

カラーピーマンは苦味は一切なく、ほんのりとした甘さとシャキシャキとした食感で美味しい。
細く刻んだ青じその風味は心地よく、ブーケレタスは瑞々(みずみず)しい。

口溶け感の良いバラ肉チャーシューは、いつも通りの美味しさ。
入荷次第では、「山葵菜(わさびな)」が付くこともある。

しろ八-1口ごはん
麺を食べ終えたところで、熱した丼に青じそが添えられた「一口ご飯」が、お盆に載せられて提供される。
ここに残しておいたスープを注いで食べる。
ご飯をほぐしながら混ぜていると、器の熱によって鯛出汁の香りが漂ってくる。
熱い器に冷たいスープを入れても熱くはならないが、香りを引き立てるための演出だと思うと“恐れ入谷の鬼子母神(きしもじん)”。

【掲載】2009年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

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