本日は「塩しろ八/950円(税込)」。
今回使われている野菜は、「千葉県農業法人旦千花(たちばな)の江戸菜です。江戸菜は小松菜を品種改良し、独自の栽培方法で作った旦千花オリジナルの野菜です。長さは40cmにもなり、青菜特有の苦味・渋みが少なく、シャキシャキとした食感が楽しめます・・・略」とのこと。
スープは、4種類の野菜、6種類の海産物、鶏と豚をじっくり煮込んだ天然出汁。
塩ダレは、モンゴル岩塩(1億年前の岩塩層から採掘)を使用。
透明感のあるスープ。
先ずはスープを一口。
塩角はなく、優しい口当たりで穏やかな味わいが口の中へ広がる。
鶏と魚介の旨味に溢れ、昆布などの乾物類の滋味が味蕾に染み渡る。
続いて飲むと・・・。
素材から旨味を上手に抽出し、どれも突出させず、バランスよくまとめている。
パンチ力は控えめだが、出汁の旨味で引き寄せる絶妙な匙加減。
舌に染み入り、喉を伝わり、胃に届くと身体に優しい温もりが伝わっていく。
飲むほどに深みが増していき、飲んだ後はホッとするような気分にさせてくれる。
麺は自家製中太のストレート麺。
モンゴル天然かん水を使用した多加水麺。
固めに茹で上げられた麺は、スルスルと啜り心地が良い。
強いコシとモッチリとした食感。
スープとの一体感もあり、噛みしめると小麦の甘みが滲み出てくる。
具の鶏チャーシューは、ムネ肉で短冊切り。
適度な味付けが施され、ソフトな食感。
豚バラ肉(カナダ産)のチャーシューは2枚。
脂の部分に甘味があり、トロトロ感があって美味しい。
味玉子は、味が適度に染みていて、黄身がトロリとした半熟具合。
江戸菜は、瑞々しくシャリシャリとした歯触り。
もやしも同様にシャキシャキとしている。
帆立の貝柱は、スープに旨味を付加。
他の具はネギ。
【掲載】2020年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★