らーめん自由区・東京ラーメンガイド品川区のラーメン店リスト>ボニート・ボニート@武蔵小山
ボニート・ボニート ぼにーと・ぼにーと
【所在地】東京都品川区小山4-1-8 いつみハイツ101 【お店の地図】
【電話】03-3792-7713
【定休日】月曜(祝日の場合、翌日)
【営業時間】
 ○11:30-14:30/18:30-22:00(L.O.)
 ○11:30-15:00/18:30-22:00(L.O.)〈土・日・祝〉
【最寄駅】
 東急目黒線 武蔵小山駅 徒歩3分
【メニュー】
 ○正油らーめん750円、味噌らーめん850円、正油あらびき850円、めしらーめん850円、正油全部のせ950円
 ◎正油つけめん800円、味噌つけめん900円
 ◇生卵50円、煮玉子・わかめ・ねぎ・のり・あらびきスープ各100円、メンマ200円、煮豚(1枚)250円
 □じゃこめし・煮豚丼各400円、お茶漬け鰹(お土産用)200円、新節(お土産用)300円、他

【期間限定メニュー(これまでの)】
 冷やし正油らーめん850円、復刻あっさり麺750円、ボニート風冷し中華850円、ヘルシーめん680円、鍋焼きらーめん980円、他

【系統】和風醤油系東京ラーメン

ボニート・ボニート@武蔵小山-店舗外観 ボニート・ボニート@武蔵小山-店内
【お店について】
 2004年7月31日創業。屋号の「Bonito Bonito」は、スペイン語で「鰹」を意味する。以前は、高知で人気を誇ったラーメン店。娘さんが大学進学のために上京し、卒業後にそのまま東京で就職したのを機に、こちらに店を構えたとのこと。店主夫妻も、若い頃、東京に住んでいたことがあった。

 お店は、武蔵小山駅西口を出て、大岡山方面へ直進。26号線を渡った先の右側にある。クリーム色の看板が目印。

 店内は入って右側に券売機、左側がウェイティングスペース。6席ほど設けてある。
 女性が一人でも入店できるようにと、カフェのような雰囲気にしたという内装。厨房前のカウンター7席、奥の壁際のカウンター3席。厨房内には黒いTシャツを着たご夫婦、そしてホール担当の甥っ子の3人体制。
 カウンター上には、世界21カ国の“カツオ(鰹)”の呼び方を記した一覧表がある。因みに、英語で「SKIP JACK(スキップジャック)」、イタリア語で「TONNETTO STRIATO(トンネットストリアート)」、モルディブ語では「MAS(マス)」…等など。BGMは洋楽。

 お店のコンセプトは「安心・安全」のラーメンづくりで、化学調味料は不使用。国産の動物素材と野菜、鰹節・煮干は高知県産を使用している。
 2006年10月より、使用する麺は「南京食品」製から、「浅草開化楼」製の20番ストレートの【q=(゚д゚)チーメン】に変更した。
ボニート・ボニート@武蔵小山-正油あらびき+煮玉子
 本日は「正油あらびき」+煮玉子。ボニート・ボニートの人気商品。正油らーめんに、「あらびきすーぷ」という数種類の鰹を粗挽きにした粉を加えたメニュー。

 豚骨をベースに、鰹節・鯖節・煮干などの魚介系+香味野菜をブレンドした濃い醤油色のスープ。“あらびき”は底の方に沈殿している。スープ表面にはラードが張られ、熱々の温度。動物系と魚介系の出汁のバランスが良く、美味しい。若干甘味のある味に、鰹の風味が豊かに香る。さっぱりとした和風味と言うよりは、動物系のコクが効いた重厚な味わい。魚介のエグミはなく、まろやかな口当たりで後味はスッキリ。

 麺は「浅草開化楼」製の中太ストレート麺。180gと適度な量。表面がツルツルとしていて啜り心地が良い。噛むとムッチリとした食感で美味しい。スープの馴染みは、やや弱い。

 具のチャーシューは、大ぶりで6mm厚のロールチャーシュー。口の中でホロホロと崩れる柔らかさ。醤油の味がしっかりとついているので、これを噛みしめて麺を啜ると一段と美味しさが増す。メンマは、枕木状の太いものが2個。実は福岡県産の竹の子を調理したもの。味付はほど良く、柔らかく、噛むとサックリとした歯ざわりで美味しい。煮玉子は、控えめな味付けで、黄身がトロリとした半熟具合。鳴門産のワカメは、歯応えがしっかりとした鮮度の良いもの。カイワレ大根は、水耕栽培ではなく、土耕栽培のもの。共に、よい箸休めとなる。
【掲載】2009年6月 【行列】7人 【らーめんの王様】★★★★☆
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