らーめん自由区・東京ラーメンガイド品川区のラーメン店リスト>桃桜林@中延
桃桜林とうおうりん
【所在地】東京都品川区中延6-9-7 【お店の地図】
【電話】03-3781-2988
【定休日】月曜
【営業時間】19:30〜24:00頃
【最寄り駅】都営浅草線 中延駅 徒歩5分

【メニュー】
○手打ち麺とスープ(チャーシュー1枚入り)1260円、手打ち麺とスープ(チャーシュー別盛り)1680円
○冷やし付け麺945円、冷やし三昧1680円
○餃子(エビ入り)525円、玉315円


【系統】手打ち麺オリジナル系軍鶏白湯ラーメン

【お店について】
 1985年6月創業。2003年10月リニューアル・オープン。1日38食限定の手打ち麺と個性的なスープ、名物店主で知られている店。手打ち麺は全工程を手作業で打つ。スープは無添加・無農薬の餌を食べて育てた軍鶏を煮出したダシ。外には看板がなく、店内に桃桜林と表記されたボードが置かれている。店内に入ると真新しいカウンターと二人掛けの固定された椅子が数台。全10席。常連客が多い。メニューにはラーメンという文字はない。タレを入れるかどうか聞かれ「なし」を選ぶと「それでは味がわかんないよ。それでもいいのかい。」と聞かれる。卓上の調味料や塩が置かれているので、自分好みの味に調整することもできる。
桃桜林-手打ち麺とスープ
 本日は「手打ち麺とスープ(チャーシュー1枚入り)」。スープを一口飲むと確かに味がない。つけ麺の割りスープを飲む感じだ。しかし、軍鶏から摂るスープは濃厚でゼラチン質が大量に溶け込み、飲んだ後に唇がくっつく。極太平打ち縮れ麺は国産小麦の農林61号を使用し、カン水、塩、全卵を入れ3時間かけて打つ。しなやかで弾力性があり、20分は伸びないという。噛み応えがあり噛めば噛むほど小麦の旨さが伝わってくる。チャーシューは7〜8ミリの厚さで味が濃い目についているので、かじりながら麺を食べ、スープを飲む。麺がなくなった後にテーブルに置かれた4週類の塩や調味料のうち「Okinawa」、「悪魔の粉」を入れる。スポットライトを浴びた役者のように突如浮かび上がる出汁の味。何とも変則的な食べ方だが、他に類を見ないもの。目から鱗というか強烈な個性の一杯から、ラーメンの奥域の深さを知る。
【掲載】2003年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
らーめん自由区品川区のラーメン店リスト>桃桜林@中延

 

inserted by FC2 system