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RAMEN CIQUE|南阿佐ヶ谷駅(東京メトロ丸の内線)

店舗基本情報

らーめん ちきゅう
【所在地】東京都杉並区阿佐谷南3-10-8 【お店の地図】
【電話】03-6383-3492
【定休日】月曜(祝日の場合は営業-翌日休み)
【営業時間】
○18:00-22:00(火曜)-清湯スープ(塩・醤油)のみの営業
○11:30-14:00/18:00-20:00(水・木・金)
○11:30-17:00(土日祝)
【最寄駅】
○東京メトロ丸の内線 南阿佐ヶ谷駅 徒歩7分
○JR中央線・総武線・東京メトロ丸の内線 荻窪駅 徒歩10分

【メニュー】
○塩ラーメン700円-(淡口清湯スープ)
○醤油ラーメン750円-(濃厚白湯+魚介Wスープ)
◇白味玉(塩味)・黒味玉(醤油味)・メンマ・バター・のり・コーン各100円
◇チャーシュー巻きバラ1枚・チャーシュー肩ロース1枚各100円、焼きトマト150円、ネギ150円、辛子高菜150円
□八穀ごはん150円、八穀炙り角煮丼350円、八穀高菜明太丼350円、他
※ランチタイム(11:00-14:00)=麺大盛りサービス

【期間限定メニュー(これまでの)】
牡蠣出汁の淡濁塩ラーメン850円、西洋蓬(よもぎ)と浅利の塩つけめん900円、洋風牛白湯と葡萄ソースの和えつけめん1000円、醤油ラーメン/淡口750円、香草とヨーグルトの冷製スープ麺800円、冷製和え麺-雲丹豚骨と山葵ソース2色850円、鶏白湯と魚貝の塩つけめん950円、他

【系統】創作系東京ラーメン

【お店について】
2008年2月29日創業。
このお店のご主人は、18歳より飲食業界に入り、ラーメン店の「AFURI」や「山頭火」、他の飲食店などを渡り歩いた。
8年以上の経験を経た後、独立。
自然を愛する店主が、「自然に由来する店名」を…ということで、壮大なる地球をイメージさせる「ラーメンチキュウ」と命名した。
「CIQUE」ではなく、「CiQUE」という独自のスペルを用いたロゴを使用。
看板には「CiQuE」とあるが、店主さん曰く、大文字の「CIQUE」が正式な表記とのこと。
「CiQUE」でもない。(-ι_- ) フムフム

CIQUE@南阿佐ヶ谷-店舗外観
このお店は、南阿佐ヶ谷駅と荻窪駅のほぼ中間の青梅街道沿いに位置する。ライトシアン色で塗られた外装、お洒落なロゴの看板、地球が描かれた置き看板が目印。

チキュウ-店内 ちきゅう-厨房とカウンター
店内に入ると、右側に券売機と両替機が置いてある。

CIQUE@南阿佐ヶ谷-ウエイティング・スペース
ブラインドの奥には、広々とした空間があり、壁際にソファーが置いてある。
混雑時のウエイティングスーペース。
更に奥には小部屋がもう一つある。

奥の壁には、液晶テレビが設置され、DVDが放映されている。
ただし、音声はなし。BGMはボサノバや他の洋楽。
厨房スペースは広々とし、数種類の寸胴、色々なスパイスのストックが置かれているのが見て取れる。

CIQUE@南阿佐ヶ谷-店内
客席は、木目調のカウンター6席。
椅子は固定式の高さがあるもの。ゆとりのある空間。
店主さんの調理のプロセスを一部始終見て取れる劇場型のカウンター席。

CIQUE@南阿佐ヶ谷-卓上調味料
卓上には、一味唐辛子、柚子コショウ、すりおろしニンニク、ギャバンのブラックペッパーが置かれている。

メニューは、「塩ラーメン」と「醤油ラーメン」の2本柱。淡口清湯スープの「塩」と濃厚白湯+魚介スープの「醤油」との二つの味が楽しめる。
麺はそれぞれ違うものを使用し、チャーシューも「塩」には肩ロース、「醤油」にはバラロールと使い分けている。
通常メニューの他、限定メニューを定期的に出している。

塩ラーメン+白味玉+焼きトマト【2011年4月】|実食レポート

CIQUE-塩ラーメン+白味玉+焼きトマト
本日は「塩ラーメン」+白味玉+焼きトマト
このお店に来たら、お勧めしたい組み合わせ。

透明感のある清湯スープ。
アッサリと言いたいが、それに留まらない深い味わい。
鶏の旨みに、野菜の旨み、魚介の旨みもほんのりと。
どの素材も突出することなくナイスバランス。
淡麗でありながら、適度なコッテリ感もある。
滋味深く、飲むほどに味が深まり、味わい深い。
本当に旨いものは、最初にガッツンと来るインパクト性の強いものよりも、波状攻撃を受けるような後から深みを増してくるもの。
後半、卓上の柚子胡椒を加えると、味が引き締まり更に美味しさ倍増。

麺は中細のストレート麺。
「三河屋製麺」製の特注の全粒粉配合麺。
柔らかめの茹で加減で、スルスルと啜り心地が良く、スープとの相性も抜群。

具の肩ロースチャーシューは、薄めのスライスだが、口の中でホロホロと崩れる口溶け感が心地良く、美味しい。

焼きトマトは、ローストしているので、甘みと旨みがギュッと詰まっている。
旨み成分のグルタミン酸とアスパラギン酸が豊富なのが分かる。

細裂きメンマは、シャキシャキとした食感。
白味玉は、味付けは薄めで、噛むとプチュンと液状の黄身が流れ出る。
お麩はグルタミン酸が豊富な食材。
スープを吸って、柔らかジューシーな味わいでGood!。
他の具はほうれん草、小口切りのネギ、白髪ねぎ、海苔。

【掲載】2011年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

醤油ラーメン+黒味玉【2010年9月】|実食レポート

CIQUE@南阿佐ヶ谷-醤油ラーメン+黒味玉
本日は「醤油ラーメン」+黒味玉

スープは、熱々の温度。
ゲンコツと香味野菜の旨味、背脂の甘味が滲み出たスープ。
コッテリしているが、くどさはない。完成度が高く、万人受けする美味しさを内包。
但し、CIQUEの真骨頂は、塩ラーメン。

麺はお店のアナウンスでは、多加水の中太ストレート。
実際には、中細か中位の太さ。
麺の表面がツルツルとしていて、シコシコとした食感で美味しい。

具のチャーシューは、バラロールで、ホロホロと崩れる柔らかさ。
黒味玉は、味付け控えめで、黄身がトロリとした半熟具合。
細切りのメンマは、コリコリとした食感。
他の具は、海苔、小口切りのネギ、万能ねぎ、ほうれん草。

【掲載】2010年9月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

牡蠣出汁の淡濁塩ラーメン・大盛【2008年12月】|実食レポート

CiQUE@牡蠣出汁の淡濁塩ラーメン
本日は「牡蠣出汁の淡濁塩ラーメン・大盛」+白味玉
12月中旬までの限定メニュー。平日5杯、休日10杯程度の提供。

基本の塩ベースのスープに、牡蠣の旨味を抽出したエキスが加わり、潮の香りと旨味が弾ける濃厚な味わい。
チリペッパーなどの香辛料を効かせ、味を引き締めている。
旨味が過剰になるのを抑制するのが、赤かぶの上に載った紅葉おろし。
そのバランス感覚は冴えている。器の縁に付けられたかんずりを混ぜれば、味の変化があって更に面白い。

麺はストレートの細麺。
茹で加減は、柔らかめ。
スープの絡み具合、持ち上げ加減は上々。
滑らかな口当たりと、喉越しの良さもある。
食感としては、パキッとした固さを残した方がベスト。

具の牡蠣は、肉厚のものが3個。
プリッとした歯ざわりで美味しい。
白味玉は、味付けが薄めで、黄身がトロリとした半熟具合。
他の具は、細切りメンマ、キザミネギ、三つ葉、白髪ねぎ、海苔。

【掲載】2008年12月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

西洋蓬と浅利の塩つけめん【2008年11月】|実食レポート

CiQUE-西洋蓬と浅利のつけめん
本日は「西洋蓬と浅利の塩つけめん」
昼夜各5食の限定メニュー。

デフォルトの麺の量は300g。
ランチサービスの大盛は、400g。
中太ストレート麺の上にトッピングされているのは、タモギタケルチンが豊富な蕎麦のスプラウト、刻み海苔、肩ロースのチャーシュー、細裂きメンマ、白ゴマ。

麺の茹で加減が絶妙。
表面がツルツルとしてとても滑らか。水で引き締められ、弾力性がある。噛むと、ムチッとした食感。
麺の持ち味を十分に引き出している。

タモギタケは、シメジにも似ているが、とても味が濃い。
チャーシューは、5mm厚で確かな肉の歯応えを残しつつも、柔らかく味わい深い。

つけ汁は、旨味の泡が浮いている白濁した円やかなスープ。
殻つきのアサリが6個入り、その旨味が滲み出ている。
時折顔を覗かせるシナモンのような香りのスパイスが味を引き締めている。
西洋ヨモギの風味は然程強くはない。滋味深く、後を惹く旨さ。

最後にスープ割り。
万能ネギとお麩を追加してくれる。
最後の一滴まで飲み干せる旨さ。

今回のメニューは、次回限定の構想が出来上がったために、もう少しでやめると言う。
短期で終わるのはとても残念。
しかし、この快進撃は誰にも止められない。

【掲載】2008年11月 【行列】3人 【らーめんの王様】★★★★★
 

白ラーメン+塩味玉+焼トマト【2008年10月】|実食レポート

CiQUE-塩ラーメン・塩味玉・焼トマト
本日は「塩ラーメン」+塩味玉+焼トマト

「鶏ガラを中心に、7種類の香味野菜に、煮干、ムロ鯵節、羅臼昆布などから作った清湯スープ。
モンゴル産湖塩をベースに作る塩ダレを合わせ、多加水中細縮れ麺を絡めます。…」という塩ラーメン。

透明度の高いスープ。
表面には、薄っすらと鶏油が浮かぶ。
塩梅もほど良く、アッサリとしながら、鶏の旨味がジュワーッと滲み出た深いコク。
実に滋味深い。

麺は細縮れ麺。
お店のアナウンスでは中細とあるが、細め。
柔らかめの茹で加減で、スープの絡みが良い。
スルスルと啜り心地が良く、麺の味が楽しめる。

具のお麩は、スープを吸って柔らかく、とてもジューシー。
肩ロースのチャーシューは、しっとりとした柔らかさ。
細裂きメンマは、コリコリとした食感。
トッピングの白味玉は、塩ダレに漬けたもので、黄身がトロトロと流れ出て美味しい。
オーブンで焼き上げたトマトは、甘みと酸味がスープに溶け出すと洋風の味わいになって楽しめる。
ラーメンにトマトと言うと意外な感じもするが、昆布と同じ旨味成分・グルタミン酸が多く含まれているので、相性も良い。
他の具は、白髪ネギ、海苔、ほうれん草。

【掲載】2008年10月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

香草とヨーグルトの冷製スープ麺【2008年8月】|実食レポート

香草とヨーグルトの冷製スープ麺
本日は「香草とヨーグルトの冷製スープ麺」
季限定メニューの第2弾。

ガラスの器、スープ、麺ともによく冷やされている。
ややトロミのある白濁したスープは、塩ダレがベース。
ヨーグルトを使って、軽快な酸味を演出。
爽やかな全体の味にアクセントになっているのは、揚げネギ。タラゴン(エストラゴン)とエシャロットなどを揚げたもので、その香ばしさが食欲をそそる。
スープを飲む時々に、オレンジピールの香りが漂うのも心地よい。

麺は中細の縮れ麺。やや柔らかめの茹で加減で、しなやかさがある。
水で締めた後に、氷でも締めているので、歯ざわりと喉越しの良さもある。

綺麗に盛り付けられた具たち。
チャーシューの代わりに、レアな鶏のササミがトッピングされている。
タレに漬けた後に、湯引きをしたもの。赤鶏種の特徴である風味とコクがあり、ネットリとした食感で美味しい。珍しいところでは、紫キャベツ(レッドキャベツ)のスプラウトと噛むとレモンの香りのするレモンバーム。
他の具は、アボガド、細切りのメンマ、白髪ネギ、小松菜、トマト。

香草や薬味を使い、アロマ効果を演出。
爽やかで、軽快な味わいの中に、風味の変化で楽しませてくれる一杯。

【掲載】2008年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

冷製和え麺-雲丹豚骨と山葵ソース2食【2008年8月】|実食レポート

冷製和え麺-雲丹豚骨と山葵ソース2色
本日は「冷製和え麺-雲丹豚骨と山葵ソース2色」
夏季限定メニュー。

直径が大きく、デフォルメされた陶器の皿で登場。
ズッシリとした重量感。冷製ということで、皿もキンキンに冷やされている。
皿に軌跡を描くような緑色のラインが、山葵(わさび)ソース。麺と和えてあるのが雲丹(ウニ)ソース。

雲丹の独特な風味は強くは無いが、味は濃厚。
例えるとウニマヨネーズ。

麺は、「三河屋製麺」製の、中太の平打ち麺。
量は200gで食べ応えがある。
幅広で、ピラピラとしたフィットチーネのような形状。
麺を食べながら、時折、顔を覗かせるのが、山葵ソース。
辛味より、香りが引き立っている。終盤、鼻腔にツンツンとする刺激が波状攻撃を仕掛け、爽快な気分。

具で最初に目に留まるのが、飴色の卵黄。
卵黄を醤油漬けにしたものだが、これが美味しい。
酒の肴にもなる逸品。

短冊状の厚切りチャーシューは、しっとりとした肉質と味付け。
プリッとした海老も美味。
ピンクペッパーは、濃厚な味付けをリフレッシュさせる効果。
他の名脇役は、白髪ネギ・ワケギ・紫蘇・細裂きのメンマ。

【掲載】2008年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
 

醤油ラーメン+黒味玉【2008年8月】|実食レポート

CiQUE-醤油ラーメン+黒味玉
本日は「醤油ラーメン」+黒味玉

豚のゲンコツと香味野菜を12時間煮込んだ白湯スープと、アゴ煮干・薩摩産本枯れ鰹節・真鯛のアラ・羅臼昆布などの魚介スープを注文があるごとに併せるWスープ方式。
タレは醤油3種類をブレンドしたものを使用。

デフォルメされた陶器の丼鉢。
白濁したスープ。
豚の旨味、背脂の甘み、昆布・鰹節等の柔らかい風味が出たスープ。マイルドで口当たりが良い。
グイグイと引き付ける強さと言うよりは、飲むほどにホッとする優しさのある味わい。

麺は、「三河屋製麺」製の中細ストレート。
スルスルとしたすすり心地、適度な弾力性とコシがある。
噛むとシコシコとした食感。適度な柔らかさで伸びにくい多加水麺。
スープとの一体感もあり美味しい。

具のチャーシューは、豚バラ巻き煮豚。
提供直前に温めなおす。
通常よりも小さめだったので、1枚増量してくれた。
外側は焼きめが入り、サクッとした歯ざわりと香ばしさ。
噛むとジュシー。

細切りのメンマは、味付けもほど良くシャキシャキとした食感。
黒味玉は程よい味の染み具合で、黄身のトロリとした溶け具合が絶妙。
他の具は、ほうれん草、海苔、長ネギ、万能ネギ。

一つ一つ丁寧な仕事が施され、完成度の高さは感じる。
個性的というよりは、普遍的に認められている美味しさを表現した一杯。
独創的な表現は、限定メニューで描かれていくように思われる。

【掲載】2008年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆
 

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