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中華そば、つけめん 甲斐|久我山駅(京王井の頭線)

店舗基本情報

ちゅうかそば つけめん かい
【所在地】東京都杉並区久我山2-27-1 【お店の地図】
【電話】03-3335-8033
【定休日】火曜、第4月曜
【営業時間】11:30-15:00/18:00-スープ終了時閉店(21:00頃)
【最寄り駅】京王井の頭線 久我山駅南口 徒歩1分

【メニュー】
○中華そば600円、味玉そば700円、チャーシュー麺850円、味玉チャーシュー麺950円
○つけめん680円、味玉つけめん780円、チャーシューつけめん930円、味玉チャーシューつけめん1030円
□チャーシュー丼280円
◇各大盛+100円、他


【期間限定・これまでのメニュー】
塩つけめん680円、他

【系統】煮干醤油系東京ラーメン

【お店について】
2007年3月18日創業。ご主人の秋山洋行さんは、荻窪の名店「春木屋」で3年間修業。
その後、山梨の実家に戻り、両親が営む居酒屋「おかめ@山梨市・東山梨」でラーメンを提供していた。
父親の知人がオーナーを務めるテナントの空きが出たのを機に、再度上京し、開業することとなった。
山梨に因(ちな)んで「甲斐」という屋号。
両親は、昔、荻窪の春木屋の並びで、小料理屋「おかめ」を営んでいたこともあった。

甲斐@久我山-店舗外観2
このお店は、久我山駅南口より直ぐの、人見街道と神田川が交差する角地に位置する。
白いトタンの看板が目印。

店内(手前より)-甲斐@久我山
店内に入ると、左側に券売機がある。
地型が三角で、5坪というこじんまりとした空間。
BGMは、券売機の上にあるFMラジオのサウンド。

店内(奥より)-甲斐@久我山
カウンター7席。卓上には、冷水ポット、コショウ、爪楊枝、割り箸が置かれている。
ご主人一人で、切り盛りをしている。
自家製の麺は、中華そばは中太麺、つけめんには太麺と使い分けている。
「昔ながらの東京ラーメン」がコンセプト。

【久我山の話題】
久我山という地名が知れ渡ったのは、國學院久我山高等学校のスポーツにおける活躍によるところが大きい。
他には、都立の名門「西高等学校」もある。
また、昔から著名人・文化人に愛された街としても知られている。
在住(過去及び現在)の著名人としては、東郷青児(画家)、多田美波(彫刻家)、向田邦子(作家)、米倉斉加年(俳優)、佐藤慶(俳優)、岸部一徳(俳優)、鷲尾真知子(俳優)、大山のぶ代(声優)、砂川啓介(俳優)、樋口恵子(評論家)、伊東ゆかり(歌手)、小室等(歌手)、浅丘めぐみ(歌手)…等の名が挙げられる。
蛇足ではあるが、先祖が新羅(しらぎ)系の渡来人という「秦(はた)」の姓をもつ人が、この街には多く住む。

その他では、毎年6月頃に開催される「久我山ホタル祭り」。
商店街や学校が協力して人工飼育されたホタルが、2日間で約2000匹放流される。
会場は2箇所で、「神田川会場(久我山橋周辺・神田川遊歩道)」と「玉川上水会場(岩崎橋南側・岩通ガーデン)。

実食レポート

味玉そば-甲斐@久我山
本日は「味玉そば」
厨房に立つのは、いつものご主人ではなく、年輩の方。

見た目は、「シンプル」で「昔ながら」の中華そば・・・という言葉で括(くく)られそうなビジュアル。

スープ表面には、ラードの油層があり、熱を逃がさない構造。
一口飲むと、鶏ガラの出汁が効いていて、煮干やサバ節などの旨みに満ち溢れている。
一見シンプルに思えるが、複雑さを含んだ広がりや奥行きのある味わい。
ガッツンとくるパンチ力ではなく、ジワジワと効いてくるボディブローの様。
角のない醤油の味わいとふんわりと鼻腔をすり抜ける魚介の風味。コクがあり、まとまりがあって味わい深い。

麺は中細の縮れ麺。加水率は低めで、かん水臭は無い。
スルスルと啜り心地が良く、ザックリとした歯切れの良さ。

具のチャーシューは、ローストされた豚バラ肉。口の中でホロホロと崩れ、脂身部分は口の中でとろける。

味玉は、味付けは薄めで、黄身が固まりつつある餡子状の半熟具合。

メンマは柔らかく、シャキシャキとした食感。

他の具は、三角に切られた海苔と小口切りのネギ。

【掲載】2011年12月 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★★☆

以前のレポート

★このページに掲載されているそれ以前の実食レポートは、下記のページです。

味玉チャーシュー麺【2010年10月】(4)
味玉チャーシューつけめん【2009年9月】(3)
つけめん【2008年3月】(2)
味玉そば【2007年11月】(1)

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実食レポート
らーめんの王様(食べた評価)

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