本日は、「正湯らーめん」。
ゲンコツ、バラ骨、豚足などの動物系を12時間以上煮込み、そして、別鍋で3時間煮込んだ背脂を投入したダシ。
茶濁色したスープは、豚骨臭はなく、背脂独特の匂いと甘さを感じさせる。
ニンニクエキスも溶け出し、食欲をそそる風味。
旨味も強い。
麺は加水率の高い中のちぢれ麺で、「丸太太兵衛 小林製麺@札幌市手稲区」製。6日間寝かせた熟成麺。
一般的な札幌ラーメンに用いられる麺よりはやや薄い黄色。
食べ始めに、かん水の匂いが若干するが気になるほどではない。
やや固めの茹で加減で、プリプリとした食感。コシが強く、スープの絡みは良い。
麺やスープが少ない割りに、食後の満腹感がある。
チャーシューは肩ロース肉を使用した薄切りのものが2枚。
縁に焼き色が付き、醤油ダレの味付けが濃いめ。
メンマはコリコリとした食感で、酸味と甘味を感じる味付け。
他の具は海苔と笹切りのネギ。
背脂チャッチャ系や東京豚骨醤油ラーメンがブレイクした時代に、それらのラーメンを食べている人にはお馴染みの味わい。
【掲載】2007年5月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆