本日は「白いらーめん」。
1月のお遊び(限定メニュー)。
「もうかれこれ何年目でしょうか。忘れてしまうほどの冬の定番となりました。すりおろしたカブと豆乳がベースの白いスープのらーめんです。麺は通常よりも、柔らかめに仕上げています。」とのこと。
最初に、季節のつけ菜「小松菜」のおひたしが提供される。
黒い陶器の丼鉢と、スープの白とのコントラストが和の趣。
スープ表面には、豆乳を温めた時に出る気泡が浮いている。
まずは、スープを啜る。
サラリとした口当たりで、時折、すりおろしたカブのツブツブ感が舌に触れる。
円やかで、極めて淡く、優しい味わい。
脂感はなく、ラーメンスープと言うよりは、豆乳鍋のスープと言った感じ。
ひたすら飲み続け、全部飲み干せるような穏やかな味わい。
麺は中細のストレート麺。
柔らかめの茹で加減で、スープの味が吸着している。
スルスルと啜り心地が良く、ムチッとした食感で美味しい。
具のチャーシューは、肩ロース肉の厚切りの大判。
炙ってあるので、芳ばしい。
歯を立てるとサックリと砕ける柔らかさ。
味付けも良く、噛みしめると肉の旨味が溢れ出る。
百合根は、ポクポクとした食感で美味しい。
とんぶりのプチプチとした歯触りも楽しい。
春菊は、箸休めとして楽しめる。
【掲載】2013年1月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★