本日は「支那そば」。
豚骨、鶏がらベースで鶏の出汁が良く出ている。
混濁した醤油スープの表面には油の層があり、最後まで温度は熱々だ。
「たんたん亭」系列の乾物系の出汁が効いたライトでクリアーな味わいとは異なる。
むしろドロッとしたスープは重厚な感じと言った方が相応しい。
煮干しの風味を移した油が多めで、旨味成分と塩分が強めに出ている。
麺は細めのストレート麺でやや白く、コシがありスルリと入る感じ。
ももチャーシューは若干柔らかめだが適度な歯応えはある。
煮豚ではなくローストしたものであろうが、外側の焼き上げた香ばしさはない。
海苔は黒々とした上質なもの。
「たんたん亭 阿佐ヶ谷店」の時と比べると、インパクトを強め、独自の方向性に行っている。
坦々麺や夏季限定メニュー、エビと肉ワンタンをミックスしたメニューなどもあり楽しめる。
【掲載】2005年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆