らーめん自由区・東京ラーメンガイド台東区のラーメン店リスト>麺屋武蔵 武骨@御徒町
麺屋武蔵 武骨めんやむさし ぶこつ
【所在地】東京都台東区上野6-7-3 矢島ビル1F 【お店の地図】
【電話】03-3834-6528
【定休日】無休
【営業時間】11:30-21:30頃(スープ切れまで)
【最寄り駅】
 ○JR山手線・京浜東北線・他 御徒町駅 北口徒歩3分
 ○JR山手線・京浜東北線・他 上野駅 上野広小路口徒歩5分

【メニュー】
(味は白武骨・黒武骨・赤武骨から選択)
 ○ら〜麺750円、味玉ら〜麺850円、チャーシュー麺1190円、味玉チャーシュー麺1290円、味玉Wチャーシュー麺1800円
 □武ッ炊き飯210円 武ッチャー飯400円、他

【限定メニュー(これまでの)】
 冷みぞれつけ麺800円、つけ麺スタミナモツ煮付き900円、つけ麺800円、味噌ガーナ850円、冷やしケバブ800円、球つけ武骨(黒・赤・緑)850円、味噌武骨麺羊950円、火の冷やし800円、水の冷やし800円、つけっ酢780円、つけ麺(柚)850円、海老汁やきそば850円、緬羊950円、漁りそば(最中添え)880円、つけ麺彩790円、翠の冷やし800円、炎の冷やし800円、肉つけ850円、魚つけ850円、果実つけ850円、牛豆腐の味噌武骨850円、野武骨950円、味噌武骨(赤・白・黒)800円、武っかけ800円、太陽の冷やし800円、つけ麺780円、つけ武骨TWSP850円、つけ武骨(黒・赤・緑)850円、他

【系統】麺屋武蔵系東京ラーメン

麺屋武蔵 武骨-店舗外観 麺屋武蔵 武骨-店内
【お店について】
 2003年12月オープン。「青山(旧名・麺屋武蔵 青山店)」、「新宿店(現・新宿本店)」、「二天」に続く4番目の麺屋武蔵系のお店。
 このお店は、2年半新宿店で修業をした矢都木店長(オープン当時)のコンセプトが色濃く反映されている。「新宿本店」や「青山」とも違うスタイル。また、武蔵の味をベースに具材を揚げたり、春巻の皮で包んだりして具材を進化させた「二天@池袋」とも違うスタイルを取る。

 ベースは“濃厚トンコツ”スープ。魚介油入りの「白武骨」、唐辛子油入りの「赤武骨」、墨油入りの「黒武骨」と、香味油3種類によるバリエーション。

 (御徒町駅の場合)北口より、上野方面右側のガード下の道を進み、3番目の路地を曲がって直ぐの場所にある。(上野駅の場合)上野広小路口より、マルイシティ東側路地を御徒町方面へ直進。金色の下地にレリーフ状の店名の文字の看板が目印。

 店内は二つのカウンターがあるが中央に柱があり、相互通行が出来ない。向かって左側のカウンター席が空いた場合は、右側カウンター席背後の券売機で食券を買った後、一旦外に出て左側の扉より入ることになる。
 カウンター12席。卓上にはミル付きのブラックペッパーが置かれている。
 つけ麺は夏季のみ。レギュラーメニューの他、武骨ならではの創意工夫された期間限定メニューも提供されている。

【麺屋武蔵の系列店】
@麺屋武蔵 青山@青山一丁目・閉店、A麺屋武蔵 新宿本店 B麺屋武蔵 二天@池袋、C麺屋武蔵 武骨@御徒町、D麺屋武蔵 虎洞@吉祥寺、E麺屋武蔵 武骨外伝@渋谷、F麺屋武蔵 鷹虎@高田馬場、G麺屋武蔵 江戸きん@浅草・閉店 H麺屋武蔵 神山@神田、I麺屋武蔵 武仁@秋葉原、J麺屋武蔵 厳虎@秋葉原
麺屋武蔵 武骨-白武骨味玉ら〜めん
 本日は「白武骨味玉ら〜めん」。武骨の3種類のバリエーションの中で、一番オーソドックスなスタイルのメニュー。

 スープは茶色い濁色。豚骨等を炊いたコクのある出汁に、魚介の風味の香味油を使ったスープ。初っ端からガッツンとくるインパクトのある味ではなく、徐々に味わいが出てくるタイプ。ファースト・インプレッションはワイルドな感じがするが、実際にはくどさのない穏やかな味わい。コラーゲンがたっぷりで、背脂の甘味出ている。後味はニンニクのほのかな香り。

 麺は太ストレート麺。軽くウェーブが付いている。固めの茹で加減で、ワッシワッシと頬張って食べる感じ。コシがあり、食べ応えも充分。

 具の角煮は、三枚肉を使ったもの。甘めの味付けが施され、肉質は柔らかく、ジューシーで美味しい。量的にはこれで充分で、チャーシュー麺にすると飽きるかもしれない。味玉はしっかりとした味付け、黄身がゼリー状の半熟具合。キクラゲとメンマは、コリコリとした食感を楽しむことが出来る。他の具は、万能ねぎ。

 麺屋武蔵系の中で、オープン時より異彩を放っていたのが“武骨”。麺屋武蔵=「和風出汁と柚子の風味」という図式とは異なり、「動物(豚骨)系のインパクト」を強調し、「香味油によるバリエーション」の独自のスタイルを生み出した。ところが最近では、“白武骨”と類似したスタイルにマイナーチェンジした系列店も見かけられるようになった。
【掲載】2009年7月 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★★☆
武骨-赤武骨味玉ら〜麺
 本日は「赤武骨味玉ら〜めん」。表面には香味油が層を成す。カプサイシン効果のありそうな色。思ったよりは辛くはなく、適度な辛味。ゲンコツは通常、骨の真ん中を割るが、このお店ではなたで縦方向に割る。その方が髄が出やすいとのこと。豚骨のダシと背脂が溶け込んだ乳化したスープ。どんぶりの底に桜海老が沈殿している。コッテリとしていて、ニンニクが結構効いている。

 麺はややウェーブのある太ストレート麺。芯のほうが固めで、小麦密度の高いムチッとした食感。固めの茹で加減で、すすって喉越しを楽しむタイプではなく、噛みしめて麺の味を楽しむタイプ。最初絡みは弱いが、中盤スープと馴染んでくる。

 チャーシューは、バラ肉のブロック状3cm厚。かじり甲斐があり、肉のジューシーさがたまらない。メンマは細切りでシャッキとした食感。他の具はキクラゲ、万能ネギ。
【掲載】2006年11月 【行列】8人 【らーめんの王様】★★★★☆
武骨-黒武骨ラーメン
 本日は「黒武骨味玉ら〜めん」。ベースとなるスープは同じだが、加える油の種類で3種類。「白」は山椒を加えたスパイシーであっさり、「黒」はイカ墨と背脂を加えたこってり、「赤」は唐辛子などの香辛料を使用した辛口。基本となるスープベースは豚骨スープ。豚頭、ゲンコツ、鶏ガラ、もみじを約12時間かけて煮た後、大量のいりこを投入する。真っ黒のイカ墨の脂は思ったよりはしつこくない。ニンニクの風味もするのでマー油を応用したものであろう。

 中太ストレート麺は、「カネジン食品」製。特注の18番切り歯を使用した1.66mmの太さ。柔らかめに茹でられているがコシのある麺。モグモグ食べながらその食感と小麦粉の味を味わう。脂の層が厚いので下層のスープよりは脂を持ち上げてしまう。
 具のチャーシューは赤ワインで肉の臭みを抜いて煮込んだバラ肉。出す直前に中華包丁を使って乱切りにした角煮風で食べ応えがある逸品。ただ、パーツによっては脂身が多くなることもある。

 コンセプトチェンジということで、麺屋武蔵のイメージを払拭して食べると良い。個性やインパクトが強い分、食べてを選ぶが、斬新な一杯。
【掲載】2004年2月 【行列】16人 【らーめんの王様】★★★★☆
らーめん自由区台東区のラーメン店リスト>麺屋武蔵 武骨@御徒町
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