らーめん自由区・東京ラーメンガイド東京多摩地区のラーメン店リスト>くぼ田@西武柳沢
ラーメン専門 くぼ田/閉店 ラーメン遺産 殿堂入りの名店
らーめんせんもん くぼた
【所在地】東京都西東京市保谷町3-8-8 【お店の地図】
【電話】042-460-7651
【定休日】火曜
【営業時間】11:30-14:30
【最寄駅】西武新宿線 西武柳沢駅 徒歩3分

【メニュー】
○ラーメン700円、味玉ラーメン800円、
〇塩ラーメン700円、味玉塩ラーメン800円
◇麺の大盛りは+100円

【限定(これまでの)】
味噌ラーメン、他

【系統】淡麗Wスープ系東京ラーメン

【お店について】
2004年12月6日創業。
ご主人の窪田喜行さんは、開業する前はコンピュータ関係の仕事をしていた。
勤める傍ら、自宅でラーメン作りをしていた自作派。
自作派がラーメン店を開くケースは稀にあるが、その1人。

お店は、商店街を抜け、路地に入った場所にある。
西武柳沢駅を北に進むと富士街道に出る。
その道を石神井公園方面(右手)へ歩く。
しばらく行くと五差路の「西武柳沢駅東交差点」に出る。
左手のバス通りの1つ手前の細い路地を直進して直ぐ。

くぼ田-店舗外観・手前
表通りに面していないので、発見しにくい。
白地に赤で「ラーメン専門」、黒字で「くぼ田」と書かれた電飾の看板が目印。
「路地裏系」とか、「隠れ家系」と呼ぶのに相応しい佇(たたず)まい。
一軒家の1階の住居部分を改造したような至ってシンプルな店構え。
奥に進むとT字路にぶつかる。

くぼ田-店舗外観・周辺
店の前を通り過ぎて、来た道を振り返るとこのような風景。
バス通りが見える。その左手の角には、お地蔵さんが祀(まつ)られている。

くぼ田-店内入口
アルミサッシの引き戸を開けると、店内はカウンター5席のこじんまりとした空間。
床はフローリング、壁には印刷された絵が飾られ、布でカバーした丸椅子が置かれている。
全て手作りといった感じで、家庭的な雰囲気。藍染がなんとも風情がある。

くぼ田-店内・奥
静寂漂う雰囲気の中、厨房には調理帽に白衣姿のご主人が立っている。
長めの髪を後ろでまとめ、実直そうな人柄が見て取れる。
注文をすると調理が始まる。
風味をいかすため、薬味の長ネギを直前に切る。
扉の近くが、麺を茹でる場所。
奥行きがなく窮屈そう。
静かに丁寧に湯きりをする。卓上には、ギャバンの胡椒と割り箸と爪楊枝が置かれている。
BGMはAMラジオ。

〈使用する調味料について〉
水…浄水器は、「シーガルフォー」。
醤油…「3年熟成 純『本醸造』(正金醤油(株)@香川県小豆島)」、「丸中醤油(株)@滋賀県愛知郡」
塩…「海人の藻塩(蒲刈物産)」・「ロレーヌ岩塩(フランス産)」
砂糖…「スプーン印 上白糖(三井製糖)」
料理酒…「米だけのすーっと飲めてやさしいお酒(福徳長酒類)」
味醂…「マンジョウ本みりん(キッコーマン)」
くぼ田@西武柳沢-味玉ラーメン
本日は「味玉ラーメン」

豚骨と赤鶏のガラなどの動物系と、築地から仕入れた真昆布・豊後水道の煮干・秋刀魚の焼き干し・秋刀魚の花削り・焼きアゴなどの魚介系をブレンドした出汁。
タレには、「正金醤油」製と「丸中醤油」製の醤油をブレンドしたものを使用。

澄んだ黄金色のスープ。
表面に浮かぶのは、海老油。
芳香がフワリと立ち上がる。

スープを口の中に含むと、魚介の滋味深い味わいが口の中に広がる。
それは、水滴が水面に落ちた時の波紋のよう。
そして、繊細な出汁の隙間から、醤油のコクと風味が顔を覗かせる。
最初はあっさりとしながらも、飲み進むと深みが増していき、味わい深い。
後味として、柚子の爽やかな風味が口の中に漂う。

麺は、「三河屋製麺」製の中細のストレート麺。
しなやかで、引っ張ると伸びて、パッツンと切れる。
スルスルと啜り心地が良く、歯切れが良く美味しい。

具のチャーシューは、バラ肉のロール。
適度な噛み応えを残し、噛むとジューシーな肉汁が溢れ出る。
程好い味付も施されている。

味玉は、味付けが控えめで、黄身がトロリとした半熟具合。
黄身の甘さが際立ち、ウマい。

メンマは細切りで、コリコリとした歯触り。
他の具は、小口切りのネギと青ネギ、海苔。

【掲載】2013年11月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★★
★このページに掲載されているそれ以前の実食レポートは、下記のページです。 

味玉ラーメン【2011年5月】(3)
味玉塩ラーメン【2011年1月】(2)
味玉ラーメン【2006年3月】(1)

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