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(閉店)中華そば ターキー|雑司が谷駅(東京メトロ副都心線)

店舗基本情報

ちゅうかそば たーきー
【所在地】東京都豊島区雑司が谷1-24-2 【お店の地図】
【電話】03-3981-7648
【定休日】火曜
【営業時間】11:30-21:00
【最寄り駅】
○東京メトロ副都心線 雑司が谷駅 徒歩5分
○都電荒川線 鬼子母神前電停 徒歩6分

【メニュー】
○ラーメン500円、もやしそば580円、わかめラーメン580円、ワンタンメン600円、チャーシューメン750円
○塩バターラーメン520円、タンメン580円、みそラーメン600円、カレーラーメン600円
○マーボラーメン730円、かに玉そば830円、エビ玉そば830円、肉そば750円、五目そば750円
◎つけ麺580円、冷し中華(5〜9月)750円、焼きそば580円、肉焼きそば730円
□半チャーハン330円、チャーハン600円、エビorかにチャーハン830円、カレーライス600円
□丼もの全8種類-玉子丼650円、中華丼680円、他
□一品料理全12種類-野菜炒め500円、レバ野菜炒め570円、他

【系統】中華そば系東京ラーメン

【お店について】
1975年創業。
池袋と目白の谷間に位置する雑司が谷。
東京に唯一残る路面電車「荒川線」、レトロな「鬼子母神西参道商店街」、鬼子母神で知られる「法明寺」など、時の流れが止まったような静寂感が漂う場所。
このお店は、そんな閑静な住宅街にひっそりと佇む。
近くには、雑司が谷霊園(※)がある。

ターキー@雑司が谷-店舗外観
自動販売機横の引き戸を開け、中に入る。
こざっぱりと、且つ整然としている。

ターキー@雑司が谷-店内・手前より
カウンター6席、テーブル8席。丸椅子が妙に懐かしい。
店の奥のテーブルには、観葉植物の「マダガスカルジャスミン」が置かれ、厨房と向き合う壁には、雑司が谷在住のライター「石丸元章」氏の色紙とこのお店が掲載された本の「ト-キョー ノスタルジックラーメン」のポスターが貼られている。
BGMは、テレビ。厨房に立つのは、出前もこなすご主人の甲立一雄氏、ホール担当は奥様。
コンプリートしたくなるような47種類ものメニュー(ライスを除く)を取り揃えている。

ターキー@雑司が谷-店内・奥より
店名の由来についてお聞きすると、内緒とのこと。
「水の江滝子(“ターキー”の愛称で親しまれた女優)のファン?」「七面鳥?」「ボーリング愛好家?」と続けて尋ねてみると、笑いながら口に人差し指を立てられた。
「実はトルコ人ですか?」とは無粋な質問。
冗談を言うのは流石に憚った。
帰り際、扉を閉めようとした時に「七面鳥ですよ」と教えてくれた。

※「雑司が谷霊園」…泉鏡花、大川橋蔵、小泉八雲、サトウハチロー、島村抱月、ジョン万次郎、竹久夢二、東郷青児、東條英機、永井荷風、夏目漱石など有名人の墓がある。
また、夏目漱石の小説「こゝろ」の舞台にもなっていることでも知られている。

実食レポート

ターキー@雑司が谷-カレーラーメン
本日は「カレーラーメン」

某雑誌のカレー特集の中に、ターキーの「カレーライス」が紹介されていた。
それならば、と選んだのがこのメニュー。

「カレー」と言う文言がついたラーメンは、カレーの風味を移したもの、もしくはルーとスープを融合したものが一般的。
素のラーメンにカレーを載せたスタイルはめったにお目にかかれない。
人参・玉葱・肉が入ったカレーは、まさしく和風。
インドカリーではない。
辛さは、中辛程度。スープ温度が高く、慌てて飲むと火傷しそう。
ピリッと胡椒が効いていて、あっさりとした醤油味のスープと交じり合うと円やかな味わいとなり美味しい。

中細のストレート麺は、柔らかめの茹で加減で、噛むとネチッリとした食感。
カレーとスープが良く絡む。
無心で食べて、気づけば完食。

子供の頃、晩御飯のカレーが余った翌日に、形を変えて食卓を飾ったのは、ドライカレーかカレーそば。
そのカレーそばを想起させる一杯。
家庭的で、人柄の滲み出た安堵感のある味わい。
食べた後に心が和む。

【掲載】2009年4月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆

以前のレポート

ターキー@雑司が谷-ワンタンメン
本日は「ワンタンメン」

昔ながらの中華そばというシンプルなビジュアル。
生姜のほのかな香り、醤油の濃い色と透明感。
ほうれん草の緑の鮮やかさ。
差し出された瞬間、思わず顔が綻びる。

鶏ガラ主体のスープは、早朝より低温で濁らないように炊き出したもの。
ラードは足さずに、寸胴のスープ表面に浮いた脂を入れる。
そのため、油分は少なく、適度なコクとスッキリとした味わい。
キリッとした醤油の味と野菜の甘味がじんわりと伝わり、しみじみとした美味しさにホッとする気持ちにさせてくれる。
様々な素材を駆使したものとは違い、明快な美味しさがある。

麺は黄色味を帯びた中細のストレート麺。
かん水多めで、柔らかめの茹で加減。
ツルツルとした表面の滑らかさ、噛むとムチッとした食感。

具のモモ肉のチャーシューは、直径は小さめだが3〜4mm程度の厚み。
醤油の味が染みこみ、ミチッと締まった肉質で、噛みしめるごとに肉の味が出て美味しい。

ワンタンは、皮が中厚で少量の餡を四角くたたんだタイプ。
ナルトは、魚のすり身の混入率の高いモチッとしたタイプで美味しい。
他の具は、ネギ。

【掲載】2009年3月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆

 

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