＞豊島区のラーメン店リスト＞蔦＠巣鴨＞煮干と煮干の煮干つけそば【2012年11月】このページは、「蔦＠巣鴨（豊島区）」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。
本日は「煮干と煮干の煮干つけそば」。
麺は自家製の中細ストレート麺。
栃木県産小麦粉（笠原産業株式会社製）を使用。
冷たい煮干スープに、浸されている。
これが後ほど、割りスープにもなる。
麺の長さは一般的なものより長く、ツルツルとした麺肌。
啜り心地は抜群に良いが、何せ長いので一気に啜ることは出来ず、途中で噛み切る。
細いながらもしっかりとしたコシがあり、歯を立てればパツンと切れる歯切れの良さ。
小麦がギュッと詰まった感じで、噛むほどに味が出て来る秀逸な麺。
つけ汁は熱々の温度で、表面には煮干粉が浮いている。
煮干粉によるザラザラ感はあるものの嫌みは皆無。
ニボニボとした煮干の香りが心地良く、エグミのない上品な味わい。
その出汁に溶け込む醤油の旨味と香り高さ。
トッピングされている乾燥梅を加えると、爽やかな酸味が広がる。
バランス感覚の良さを感じさせる。
具のチャーシューは、肩ロース肉とバラ肉の2種類。
肩ロースは低温調理で、バラ肉は香ばしく焼き上げたもの。
共にしっとりとした肉質で、肉の旨みが溢れていて、ウマい。
丼鉢の縁に添えられているホースラディッシュをつけると、辛みが肉の旨味を引き立てる。
メンマは味付けもほど良く、シャキシャキとした歯触り。
味玉は味が適度に染み込み、黄身がトロリとした半熟具合。
他の具は、海苔と九条ネギ。
麺を食べ終えた後、器に残った汁を割りスープとして入れる。
最後の最後まで楽しませてくれる。
精度の高い、渾身の一杯。
【掲載】2012年11月 【行列】3人 【らーめんの王様】★★★★★
「Japanese Soba Noodles蔦＠巣鴨」の店舗外観
「Japanese Soba Noodles蔦＠巣鴨」の店内
らーめん自由区＞豊島区のラーメン店リスト＞蔦＠巣鴨＞煮干と煮干の煮干つけそば【2012年11月】