>全国各地のラーメン店リスト>城西金ちゃんラーメン@山形(山形県山形市)>冷たいラーメン【2006年8月】 |
|
城西金ちゃんラーメン@山形 このページは、「城西金ちゃんラーメン@山形(山形県山形市)」に掲載されているそれ以前の実食レポートです。 |
|
本日は「冷たいラーメン」。 冷やしラーメンの元祖は「栄屋本店@山形市」。 お客に「冷たいそばはあるんだもの、冷たい中華があってもいいんでねがえ?」と常連さんの一言で生まれたエピソードがある。 栄屋本店店主、阿部専四郎氏は、一年研究して1952年(昭和27年)から、メニューに加えた。 「冷やしラーメン」は、金ちゃんラーメンでは「冷たいラーメン」と呼んでいる。 その他に「つったいラーメン」、「冷やし中華」など、店によって色々な呼び方がある。 さて、差し出されたラーメンはスープがなみなみと注がれている。 見た目は紅生姜やきゅうりなどのトッピングが、冷やし中華みたい。 スープを冷やすと脂分が固まるので、スープを一度冷やしてから丁寧に取り除くと言う。 店によっては後で植物性の油で調整するそうだが、油分はほとんど浮いていない。 スープはよく冷えている。 鶏ガラベースで、野菜のエキスがにじみ出たクセのない味。 コクという点では足りないが、すっきりとした味わいで後味が良い。 麺は中太の縮れ平打ち麺。 小麦粉の風味を生かすために、かん水は極力少なめにし、熟成時間を短くしているそうだ。 手もみをし、スープが麺に絡むようにしている。 水で締めた麺は硬からず、柔らからず、キュッと締まっていてすすり心地が良い。 200gの麺は量的にも満足できる。 チャーシューは珍しく牛のモモ肉。 やや硬めだが、肉の質感を楽しめる。 メンマは、塩メンマを一晩お湯で戻して、醤油で味付けをしたもの。 シャキシャキとした食感。 他の具はウズラ玉子、紅生姜、キュウリ、ナルト刻み海苔、白胡麻。 山形は日本の最高気温を記録するほど、夏の暑さが厳しいところ。 麺をすする度に口の中に清涼感が広がる。 食べ進むと体がヒンヤリとしてくる。 冷汁がぶっかけ飯と違った味わいのように、ラーメンと冷やし中華とも違う味わい。 山形ならではの食べ物という感じで、満足、満足。 【掲載】2006年8月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆ |
|
らーめん自由区 >全国各地のラーメン店リスト>城西金ちゃんラーメン@山形(山形県山形市)>冷たいラーメン【2006年8月】 |