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赤湯ラーメン 龍上海本店
あかゆらーめん りゅうしゃんはいほんてん
【所在地】山形県南陽市二色根6-18 【お店の地図】
【電話】0238-43-2952
【定休日】水曜日
【営業時間】11:30-19:00 (栄町支店のみ〜深夜2:00まで)
【最寄り駅】JR新幹線赤湯駅より、車で8分。徒歩20分。
【駐車場】店の横、約30台(実際には、その半分位。)

【メニュー】
赤湯ラーメン580円 赤湯からみそラーメン730円 しょうゆチャーシュウメン950円 からみそチャーシュウメン1050円 大盛り+100円、他

【系統】赤湯からみそ系山形ラーメン

【お店について】
ラーメンの消費量が日本一の山形県。
「山形ラーメン」の名称は聞き覚えがあっても、実際にはこれがという特定のできるものではない。
それは地区による違い、お店の独自のスタイルから生まれたものなど多岐にわたるからである。
よく耳にするのは、「米沢ラーメン」、「冷やしラーメン」、「からみそラーメン」。
そのお店独自のスタイルから生まれて、山形県内に広まったのが「赤湯ラーメン・赤湯からみそラーメン」である。
この名称は「龍上海」がオリジナルで、登録商標をしている。
そのため、他のお店ではこの名称は使えないが、このからみそをトッピングしたスタイルは一般化し、山形を代表するラーメンの一つとなった。

現在、本店の他に、栄町支店、米沢店、宮内店、高畠店、山形店、山大病院前店など6つの支店を展開している。
また、2005年12月より、「新横浜ラーメン博物館」にも出店している。

開店前の風景@龍上海
開店前(10:40)の様子。
「開店時間後に行くと大行列になる」という話を聞いて、50分前に到着。
外に待ち客用の椅子が3席あり待機。
その後、続々と人がやって来る。
15分前になり、お店の人の出入りが慌しくなる。オーダーを取りにスタッフが来る。
暫くして、定刻に暖簾が掛けられ入店。

開店後の風景@龍上海
開店後(12:00頃)の様子。

龍上海の店内
店内はピンクを基調とした内装、赤い天板のテーブル席、棚には雑誌類が置かれている。
街中の中華料理屋とか、大衆食堂といった感じ。
中央に6人掛けの丸テーブル2卓、壁に沿って4人掛けの四角いテーブルが3卓あり、総座席数24席。
多めの席数だが、大勢が座るとやや狭く感じ、人のざわめきが独特な雰囲気を醸し出している。
東京ではカウンター席中心で、JAZZを聞きながら静かにラーメンを食すというスタイルのお店が増えているので、この人のざわめきのする大衆的な雰囲気は、懐かしくもあり、楽しい。

お店のシステムは、総入れ替え制を導入(24人が食べ終わったら、次の24人を店内に入れる)。
調理が終わると、小窓(暖簾の下)から、次々とラーメンが登場する。

【赤湯ラーメン・からみそラーメンの誕生秘話】
龍上海は、昭和33年(1958年)に先代佐藤一美氏により創業され、昭和35年(1960年)にこのラーメンが考案された。
当初は「上海食堂」という屋号で、支那そば(醤油ラーメン)をメニューとして出していた。
その頃は、今ほどラーメンが消費されず、残ったスープは家族が各自の好みの薬味や調味料を入れて、味噌汁の代わりに飲んでいたという。
小学生であった二代目の現店主が、味噌を溶かし、麺を入れて食べているのを見て、先代が「新しいラーメン」を生み出すヒントになったようである。
家族で試作をし、試行錯誤しながら生まれたのが「からみそラーメン」。
「からみそは好みがあるので、スープに混ぜないで上にのせればいい。」というアイデアも活かされて、このスタイルが確立された。
札幌ラーメンが全国にその名を知られしめたのが、昭和45〜46年で、それより10年前にこの「みそラーメン」が誕生していたことになる。

【からみそとは】
江戸時代から赤湯の地に伝わる「石焼南蛮」という石臼で挽いた唐辛子と特注の味噌、ニンニクなどの香辛料を混ぜたもの。
からみそチャーシューメン@龍上海
本日は「からみそチャーシュウメン」

ラーメン消費量日本一の山形県。
山形県人の愛するラーメンは、透明度の高い鶏ガラベースの飽きのこないスッキリとした味わいのスープ。
そして、かん水少なめの手もみを加えた絡みのよい麺。
その中にあって、独自のスタイルを築いて異彩を放つのが「龍上海」。

青海苔の風味が心地よい。
あっさりとした味わいの中にも、鶏や魚介の旨味が凝縮されている。細かく砕かれたニンニクも効果を発揮している。
からみそを攪拌すれば、どんぶりの中は1つの世界。
また別の味わいとなる。適度な辛味が食欲をそそり、麺をすするスピードもアップする。
チャーシューとメンマも増量されているが個々の記憶はない。あるのは、どんぶりの中の一体化された世界だけである。

先駆的に進取のラーメンを次々と創造しているのは東京のステージ。
その流れとは別に、ご当地ラーメンとして埋もれることのない輝きをもっているのがこのラーメン。
大きなサプライズはなくとも、無二の個性として認めざるを得ない完成度がある。
余談であるが、地元のラーメニストによれば、「山形店」がお薦めとのこと。

【掲載】2007年1月 【行列】50人 【らーめんの王様】★★★★★
★このページに掲載されているそれ以前の実食レポートは、下記のページです。

からみそラーメン【2006年9月】(1)

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