博多ラーメンとは
博多ラーメンとは、福岡県福岡市作られる白濁豚骨スープとストレート細麺をベースとしたご当地ラーメン。
福岡市中央区長浜の店舗や屋台のラーメンを「長浜ラーメン」「博多長浜ラーメン」と呼ぶ場合もあるが、現在ではほぼ同義語としてとらえられています。
尚、麺を追加注文する「替え玉」方式の発祥は「元祖長浜屋(1955年創業)ですが、このお店では「替え玉」とは言わず、「固いタマ」「生のタマ」という呼び方をしています。
また、替え玉システムは全店で実施されているわけではありません。
替え玉がない代わりに、大盛りをメニューに入れているところもあるようです。
ここで述べるのは、作法ではなく、博多ラーメンを食べる一般的な順番です。
麺の茹で方・油の量・食べ方
博多ラーメンと言えば、こってりとした豚骨スープに、極細ストレート麺、替え玉システム、テーブルに置かれている無料トッピングというのは皆様もご存知だと思います。
県外の人が注文する時に迷うのが、麺の茹で方・固さと油の質についてです。
【基本的な麺の茹で方】
呼び方 |
ゆで時間(店舗によって若干異なる) |
@生・粉落とし |
お湯にくぐらすだけ。 |
Aハリガネ |
7〜10秒程度。 |
Bバリカタ |
15〜20秒程度。 |
Cカタ |
30秒前後。 |
D普通 |
60秒前後。 |
Eヤワ |
90秒前後。 |
Fバリヤワ |
120秒前後。 |
【油の量】
呼び方 |
油の量(店舗によって若干異なる) |
@ベタ |
油の量を多めにし、油膜が出来るぐらいの量でコッテリ。 |
A普通 |
普通の食べやすい油の量。 |
Bなし |
油の量を抜いた、アッサリとした味わい。 |
■通の食べ方は@〜Cの固めです。食べ慣れていない人はDの普通にしましょう。時間が経てば、麺が伸びるのでCのカタでも構いません。
■油の量は、好みです。
【食べ方】
□最初の
1玉目は、そのお店のラーメンの味を堪能します。
□麺は早めに食べます。替え玉を入れた時にも温くならず、最後まで美味しく頂くためです。また、足しダレを入れた時にもスープが若干温くなります。
□替え玉を注文するタイミングは、食べ終わる直前に注文します。
□固さは、やはり固めがお勧めです。
□
2玉目は、テーブルに置いてある無料トッピングをたっぷりと入れて食べます。紅生姜・辛子高菜・白ゴマなどがあると思います。
■食べるポイントは、1玉目をいかに早く食べるか…です。元々「替え玉」は、市場で働いていた忙しい人たちに合わせて生まれたシステムなので、サクッと食べたいところです。