【所在地】東京都新宿区西新宿3-8-2
【定休日】無休
【営業時間】24時間営業
【最寄り駅】
◆京王新線 初台駅 徒歩8分
◆都営大江戸線 西新宿五丁目駅・都庁前駅 各徒歩10分
◆JR「新宿駅」徒歩15分
【メニュー】
ラーメン500円、チャーシューメン(煮玉子入り)750円、ミニラーメン400円、
チャーシュー丼700円、ミニチャーシュー丼450円、三種丼750円、ミニ三種丼650円、カレーライス450円、ミニカレーライス350円
特製餃子300円
他
【系統】竹岡らーめんライク系肉汁醤油ダレラーメン
【お店について】
2005年9月オープン。
ご当地ラーメンとして名が知られている千葉県富津市の竹岡式らーめん「梅乃(の)家」を標榜するお店。
2006年3月に閉店した所沢の「梅乃家@西武球場前」と「ら〜めん梅乃家@高輪台(2005年6月オープン)」とは経営母体は同じ。
但し、竹岡のお店との繋がりはわからない。
一子相伝という今までの経営スタイルと商標登録をしていないのではないかという憶測からすれば、暖簾分けやライセンス契約という可能性は低い。
十二社通り沿いにあり、「元祖新宿らうめん」の隣にある。
木製の看板と白の置き看板が目印。「竹岡らーめん西新宿初登場!!」という看板も目立っている。
しかし、「竹岡らーめん」の名を知っている人は少ないのではないか。
店内はカウンター9席とテーブル席7席とゆとりのある空間。
◆竹岡式らーめんとは
「梅の家@竹岡」千葉県富津市竹岡401が元祖。暖簾には「梅乃家」、看板には「梅の家」と書かれている。
@麺は乾麺を使用。
Aスープは、地元産の濃口醤油で煮たバラ肉チャーシューの煮汁をお湯で割ったもの。
B刻み玉ねぎをタップリ入れる。
Cその他、チャーシューが大量に載ることやこぼれんばかりのスープの量が特徴。
本日は「チャーシューメン」。
スープは近所にある十二社温泉のお湯を連想させる濃い色。
多めの油加減により、濃口醤油に円みをもたせ、コクを深めている。
チャーシューは1/3が脂身のばら肉。
ブロック状で厚手のものが5〜6個入っていて食べ応えがある。
卓上には、ホワイトペッパー・ラー油・山椒・酢・唐辛子・摩り下ろしニンニクが置かれている。
好みに応じて入れるのもよいが、敢えて味を変える必要は感じない。
中細麺の麺はしっかりとした歯応えでスープとの相性は良い。
煮玉子は黄身がゼリー状で美味。
前回気づかなかったが、入り口の近くに置かれたポットにコーヒーが用意されている。
セルフだが無料とは嬉しいサービス。
十二社通りは、タクシードライバーの休息所、及び、お食事スポット。
24時間営業というのはそれを見込んでのことであろう。
ミニ丼やミニカレーのメニューもあり、それらと組み合わせて食べれば、満足度の高い食事となるであろう。
【掲載】2006年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆
本日は「ラーメン」。
表面に透明なラードが層を成し、濃い醤油色のスープ。
濃口醤油と溜り醤油をブレンドしたタレを使用しているため黒っぽい色をしているが、見た目ほどには醤油ダレは突出していない。
ほんのりとした甘めの味付けで、たまり醤油の旨みと玉ねぎの香りがマッチしている。
安っぽさや人工的な味はしない。
むしろ肉汁の豊かなエキス感があり美味しい。
ただ、多めの油によるコッテリ感と甘辛い味付けは好みが分かれるかもしれない。
竹岡式とは違い、乾麺ではなく生麺を使用している。
麺は加水率の高めの中細麺。
つるんとした食感で、既に醤油ダレの色に染まっている。
細切りのメンマは中心部分がシャキっとしている。
海苔は直ぐに溶けた。玉ねぎの微塵切りは大きさがまちまちだが、スープにはよく合っている。他の具はかいわれ大根。
スープの色を見て京都の「新福菜館」や富山ブラック、玉ねぎを見て八王子ラーメンを連想する人も多いことであろう。
調理法や麺において、独自のアレンジを加えず、竹岡式オリジナル(そのまんま)であれば話題性があって面白かったように思う。
【掲載日】2006年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★☆☆