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麺屋 彩香(閉店) めんや さいか 【所在地】東京都西東京市東町3-11-2 グランドハイム保谷1F 【お店の地図】 【電話】042-439-3328 【定休日】月曜 【営業時間】 〇11:00-14:30/17:00-20:30(火曜) 〇11:00-16:30(水・木・金・土・日・祝日) 【最寄駅】西武池袋線 保谷駅 徒歩5分 【メニュー】 〇醤油700円、味玉醤油800円、特製醤油900円 〇塩700円、味玉塩800円、特製塩900円 ◇味玉100円 □ミニチャーシュー飯250円(平日ランチタイム200円)、他 【限定(これまでの)】 鶏と醤油のつけめん750円、豚骨魚介750円、他。 【系統】淡麗系東京ラーメン 【お店について】 2010年4月28日創業。ご主人の比志信彦さんは、元プロボクサー。 ラーメン店開業を志してから、5年間で「瞠@恵比寿」や「くじら軒@新橋」などの有名店を始め9件のお店で修業をし、そして独立。 独立後は、醤油製造業の「岡直三郎商店」を介して知り合った「ラァメン家69’N’ROLL ONE」店主の嶋ア順一さんから手解きを受けた。 お店の場所は、西武池袋線「保谷駅」南口を出て、目の前の道を右折して、直進。 スナックが集まる雑居ビル「グランドハイム保谷2番街」の1Fにある。 スナックのお店の看板が溢れる入口からは、奥にラーメン屋さんがあるとは気づきにくい場所。 見方を変えると、スナックを訪れたお客さんには間違いなく認知される場所。 「カラオケで歌う前に、寄ろうか・・・」、「小腹が減ったから、食べて帰ろうか・・・」ということになりそう。 そう考えると、好立地・・・カモ。∈(・е・)∋ ガァガァ 店舗外観。左隣のお店は、カラオケ喫茶。右隣りは、シャッターが閉まっており空きのテナント。 引き戸を開けて店内に入ると、右側に小型の券売機がある。 コンクリート打ちっぱなしの壁に、白木の甲板のカウンターが眩しい。 清潔感溢れる店内は、L字型カウンター8席。卓上には、冷水入りのポットとコショウ。 BGMは、JPOP。店主一人で切り盛りをしている。 このお店で使用する水は、逆浸透膜浄水器を使ったもの。放射能物質も通さぬ優れもので、その水は「NASAの水(神秘水)」とも呼ばれている。 オープン当初は「三河屋製麺」製の麺を使っていたが、後に「中根製麺@相模大野」製、そして現在は「カネジン食品」製を使用している。 |
本日は「特製醤油」。丼鉢にタレを入れ、鶏油を入れる。そしてスープを入れた後に、更に鶏油を微量加える手法。 スープは、甲州地鶏の胴ガラ、比内地鶏の丸鶏とモミジを使用(現在は、比内地鶏のみ)。それに、昆布・干し椎茸・干し貝柱などを水に浸して抽出した出汁をブレンド。 タレは、岡直三郎商店製の生揚げ醤油と2種類の濃口醤油、味醂や果実酒を合わせたものを使用。 器は有田焼で、やや小ぶり。スープ表面には、鶏油が浮かび、凛とした表情の醤油色。 スープを口に含むと、豊かで奥行きのある丸鶏の旨みが広がり、芳醇な生醤油の香りが立つ。魚介系は鶏や醤油の味をサポート。和三盆や味醂による甘味が、醤油に柔らかみのある味を加えている。 主役は醤油で、飲むほどに身体にじんわりと染みていくような感じで美味しい。 麺は細ストレート麺。スルスルと啜り心地が良く、シコシコとしていて歯切れの良い食感。 スープの中でしっかりと泳ぎ、スープの絡みも上々。量的にはもう少し欲しいところ。 チャーシューは、バラ肉のロール。箸でつかむとプルンプルンと揺れる。噛むと旨みが口の中に広がり、口溶け感が良く美味しい。 味玉は、醤油の味がしっかりと染み込み、黄身がトロトロとした半熟具合で二重丸。 メンマは拍子木状の極太のものが2個。漬物のようにコリコリとした食感。他の具は白髪ねぎ。 真摯に取り組み、一つ一つに丁寧な仕事が入った完成度の高い一杯。質にプラス量的な意味での充足感が加わると、鬼に金棒。 【掲載】2011年7月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆ |
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