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らーめん愉悦処 鏡花|立川駅(JR中央線)

店舗基本情報

ラーメン遺産 殿堂入りの名店
らーめんゆえつどころ きょうか

【所在地】東京都立川市柴崎町2-12-20 WestVillage1F 【お店の地図】
【電話】042-525-3371
【定休日】無休
【営業時間】
・11:30-15:00/17:30-22:00
・11:30-22:00・・・土・日・祝日
【最寄駅】
・JR中央線 立川駅南口 徒歩7分
・多摩都市モノレール 立川南駅 徒歩4分

【メニュー】
〈醤油〉
ラーメン1100円、味玉ラーメン1250円、チャーシューメン1500円、味玉チャーシューメン1650円、野菜炒めラーメン1450円
〈塩〉
ラーメン1100円、味玉ラーメン1250円、チャーシューメン1500円、味玉チャーシューメン1650円、野菜炒めラーメン1450円
〈鶏白湯〉
ラーメン1100円、味玉ラーメン1250円、チャーシューメン1500円、味玉チャーシューメン1650円、野菜炒めラーメン1450円
〈つけ麺〉上記のメニュー・価格に+150円
〈釜玉油そば(スープ付)〉1200円
〈汁なし担々麺(スープ付)〉1200円

◆味玉・のり・各150円、メンマ250円、バラのり300円、チャーシュー400円
■〈ミニ丼セット〉全ての麺類に+350円
@キャベチャー丼、A焼き味噌チャーシュー丼、B鶏白湯カレー丼、Cバラのり丼、Dねぎチャー丼、Eふわ玉丼、F牛すじ丼、G背脂タルタルチャーシュー丼、H焼きめし丼

※麺は、「手揉み太縮れ麺」or「細麺」を選べる。

【限定メニュー(これまでの)】
雲丹冷麺1800円、煮干鰮らーめん圓リスペクトネギチャーシュー麺1200円、京風モツみそラーメン1000円、○○豚想麺(醤油)780円、今昔鶏想麺(塩)780円、変想麺780円、他。

【系統】和風創作系東京ラーメン

【お店について】
2000年6月29日創業。
店主は、町田恵一さん。
町田さんは、1999年新横浜ラーメン博物館主催の「ラーメン登竜門」に出場。
全国から参戦した344名の出場者や、ラーメン業界をリードする石神秀幸さん、佐野実さん、河原成美さんなどラーメン界を牽引する人たちに感化され開業を決意する。
その後、約1年間全国のラーメン店を食べ歩き研究を重ね、「らーめん愉悦処 鏡花」を開業。
「華厳の滝」と呼ばれる湯切りが話題となった。

2009年、ラーメン集合施設「立川らーめんたま館」をプロデュース。
同所で「中華そば鏡花(閉店)」、「とんたんめん盛々(閉店)」を直営。
2020年3月1日、名店「煮干鰮ラーメン 圓@八王子」を店主・田中秀明さんより引継ぎ、傘下とする。
支店は、「らーめん鏡花@ららぽーと立川立飛店」。

店名の由来は、「“幽玄の世界に神秘かつ独創的な世界”を創り出した『泉鏡花』のように、比類なき幻想のらーめんを追い求めつづけるという店主の想いから、明治の文豪『泉鏡花』の名前を頂戴したものです。」とのこと。

鏡花@立川
JR立川駅南口よりペデストリアンデッキを進み、多摩モノレール「立川南駅」先の1番階段を下りて「南口大通り」へ。
「柴崎町三丁目」交差点を右折して、「立川南通り」の左側を直進。
2つ目の交差点の左手前角にある。

鏡花@立川
地上6階建ての「ウエストヴィレッジ」というビルの1階が店舗。
外光を遮断するかの如く古い板が貼られたエクステリア。
板材を使用した大きな看板が目印。
外装・内装共に、秋田の古い民家を解体した時に出た廃材を上手く利用している。

鏡花@立川
暖簾を潜るとそこは別世界。
右手に券売機。
左手は薄暗く、奥の行灯に照らされた石畳の小道と間仕切りの土壁。
お化け屋敷に一歩踏み入れる時のドキドキ感。
少し進んだ右奥には、広めのウエイティングスペースが用意されている。

鏡花@立川
更に進んで左側に厨房と客席がある。
深山幽谷の雰囲気を描いて秀逸とされる鏡花の代表作「高野聖」の雰囲気をイメージした店内。
一段高い厨房がライトアップされ、スタッフが舞台上の役者のようだ。

鏡花@立川
天井からの間接照明は入口周辺のみで、客席にはない。
あるのは、各席に取り付けられたフリーアーム式のファイバーライト(LEDライト)のみ。
カウンターの天板は奥行きがあり、居心地は良い。
厨房に調理担当のスタッフ2人、フロアにホール担当のスタッフ2人の体制。

鏡花@立川
L字型カウンター18席。
BGMは、川のせせらぎや小鳥のさえずり、蛙の鳴き声等の癒し系の自然音。

鏡花@立川
卓上調味料は、ギャバンの七味と胡椒。
卓上備品は、爪楊枝とミニ丼のメニュー、スタンプカード。
ティッシュは、カウンターの下。

実食レポート

宮川町水簾
本日は「醤油味玉ラーメン/1250円(税込)」。

出汁は、鶏・豚・牛と魚介、野菜の三段仕込みスープ。
産直にこだわった21種類の食材から取っている。
醤油ダレは、岐阜県の「関ケ原醸造株式会社(岐阜県)」製の宮内庁御用達「関ケ原たまり醤油」を主軸に6種類の醤油をブレンドし、隠し味に焦がし醤油を使用している。
香味油は、鴨油&名古屋コーチンから取った鶏油。

スープの色はダークブラウンで、表面には鶏油の厚い層がある。
先ずはスープを一口。
豊潤な醤油のカエシ感が強めで、若干オイリー。
ふくよかな鶏の旨味と甘みが口の中に広がり、続いて魚介の旨味がジワジワっと押し寄せる。
そして、醤油の芳ばしい香りが鼻腔をすり抜ける。
時折香る三つ葉が和風感を醸し出す。

続いて飲むと・・・。
尖らずともキレのある醤油の味。
シャープでありながら、円やかさも持ち合わせている。
たまり醤油の甘さと生醤油の香ばしさが上手く融合。
その厚みのある醤油が柱となり、豊潤な出汁との一体感のある円やかな味を築き上げている。

麺は、「三河屋製麺」製の中太平打ち縮れ麺。
北海道産小麦を使用した多加水麺。
手もみが入り、若干歪な形状。
表面にハリがあり、密度感のある弾力性。
滑らかな舌触りで、啜るとフルフルと横揺れする。
噛んではムッチリとした食感。
噛むほどに小麦の甘さが出てくる。

具のチャーシューは、ロース肉を低温調理したもの。
薄切りの大判で、味付けは控えめ。
脂身が少なく、柔らかいが適度な噛み応えを残した肉質。

メンマは枕木状の極太。
太いが柔らかくシャクシャクとした食感。

味玉は味がしっかりと染み込み、ジュレ状の半熟具合。
黄身そのものが甘く濃厚な味わい。

他の具は、黒々とした上質な海苔。

【掲載】2020年8月 【行列】4人 【らーめんの王様】★★★★★

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変相麺【2004年1月】(1)
 

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