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中華そば 勝本|水道橋(JR総武線)

店舗基本情報

ちゅうかそば かつもと

【所在地】東京都千代田区神田三崎町2-15-5 三崎町SSビル1F 【お店の地図】
【電話】050-5589-5951
【定休日】日曜日
【営業時間】11:00-22:30
【最寄り駅】JR総武線 水道橋駅西口 徒歩1分

【メニュー】
○(煮干し醤油スープ)中華そば730円、味玉中華そば830円、特製中華そば930円
○(あっさり塩スープ)塩そば750円、味玉塩そば850円
○(煮干し豚骨スープ)濃厚煮干しそば780円、味玉濃厚煮干しそば880円、特製濃厚煮干しそば980円
◇辛味無料、すだち半個50円、のり・ネギ・各80円、味玉・メンマ・各100えん、チャーシュー3枚300円
□ご飯(お代わり無料)100円、特製卵かけご飯280円、チャーシューご飯300円、他
・中華そば 並160g、大盛り(+100円)240g。
・つけそば 並250g、大盛り(+100円)375g。 
【限定メニュー(これまでの)】
濃厚煮干しつけそば800円、冷やラーメン880円、他

【系統】濃厚煮干し系東京ラーメン

【お店について】
2015年3月14日、創業。

店主は、松村康史さん。
フレンチの世界で長年にわたり腕をふるってきたベテランシェフ。
〈プロフィール〉
1959年、京都で生まれる。
高校卒業後に調理師の専門学校に入学。
卒業後、19歳で比叡山国際観光ホテル(現・星野リゾート ロテルド比叡)に入社。
27歳の時に、新規オープンする京都全日空ホテル(現・ANAクラウンプラザホテル京都)に転職。
最終的には、全ての料理を統括する総料理長にまで上り詰めた。
55歳の時に、ホテルが「ANAクラウンプラザホテル」に売却されるタイミングで退職を決意する。
2年半の準備期間を経て、水道橋に「中華そば 勝本」をオープンする。
2016年2月20日、2号店となる「神田 勝本@神保町」をオープン。
2018年12月8日、3号店となる「銀座八五@東銀座」をオープン。

屋号の「勝本」は、松村さんが敬愛する俳優・渡辺謙さんが主演映画「The Last Samurai」で演じた「勝元 盛次」の役名より命名。
武士の精神でラーメンと向き合いたいという気持ちと、東京で「勝」って日本一になるという決意が込められている。

勝本@水道橋
水道橋駅西口を出て、「水道橋西通り」を左側「神保町駅」方面へと進む。
暫く歩いた左側に、「中華そば 勝本」と書かれた袖看板が見えてくる。
以前「釜こしうどん 水道橋製麺所」があったテナント。

勝本@水道橋
ダークブラウンのエクステリア。
金文字の屋号と白い暖簾、提灯、引き戸が目印。
店頭に行列は出来ているが、回転率は早い。

勝本@水道橋
店頭左側の窓より、厨房の様子が見て取れる。
若い職人から年配の方まで、年齢構成は様々。

勝本@水道橋
店内に入り、右側に券売機が設置されている。
メニューは、「中華そば」、「塩そば」、「濃厚煮干しそば」の3部構成。
限定メニュー(1日30食)の「濃厚煮干しつけそば」もある。
店内は、木を生かした和風の造り。

勝本@水道橋
お店の方は、白い和帽子に白衣の板前スタイル。
調理スタッフ5人とホール担当の女性1人で切り盛りをしている。
一般的なラーメン店と比べると大所帯。

勝本@水道橋
着席すると、水とおしぼりが出される。
不織布のエプロンの有無を聞かれる。
カウンターも広々としていて、隣席との間隔もゆとりがある。

勝本@水道橋
カウンター17席(厨房側8席+壁側9席)。
BGMは、イージーリスニング他。

勝本@水道橋
卓上調味料は、「原了郭の黒七味」、「一味」、ミル容器に入った「ブラックペッパー」、「お酢」、「たれ(カエシ)」。
卓上備品は、「割り箸」、「レンゲ」、「爪楊枝」、「『勝本』のガイドブック」。
割り箸は、口に入れる先の部分を紙で包み、配慮がなされている。

実食レポート

勝本@水道橋
本日は「特製濃厚煮干しそば/980円(税込)」

名古屋コーチンの丸鶏・各部位のガラ・ゲンコツ等の動物系と、九十九里産煮干し・宗田節(土佐清水産)・サバ節(薩摩産)・平子煮干し(牛深産)・昆布等の魚介系を合わせたスープ。

辛子色の濁りのあるスープは、熱々。
表面には、油膜がある。
先ずはスープを一口。
粘性の高い豚骨魚介醤油味。
脂分が乳化されて、トロリとした粘度になるまで炊かれ、口の中にコッテリ感が広がる。
高濃度で、インパクトのある味わい。

続いて飲むと・・・。
クリーミーな口当たりに鶏と豚骨の濃さを感じ、香りに和風魚介を感じさせる。
カエシの主張は控えめだが、醤油の円やかさと甘みがある。
トータルバランスは良く、濃厚でありながら、飽きの来ない深い味わい。
途中で、「黒七味」を加えると、この辛味と風味がスープの味を際立たせる。

麺は、「浅草開化楼」製の中太ストレート麺。
エッジに丸みがあり、多加水のふっくらとした表情。
表面がツルツルとしていて、スルスルと啜り心地が良い。
プリっとした歯切れ感で、モチっとした食感。
噛みしめると小麦の甘みが滲み出てくる。

具のチャーシューは、豚バラ肉が4枚。
脂身は多いが、クドさはない。
トロトロと柔らかくて美味しい。

メンマは長めで細く、コリコリと小気味の良い歯触り。
味付は控えめで素材の持ち味を生かしている。

味玉は、青森の「津軽じょっぱり」の卵を使用。
白身がプルプルとしていて、黄身がトロトロとした半熟具合。
味がしっかりと染み込んでいる。

海苔は大判サイズのものが6枚。
黒々としていて風味が良く、上質なもの。

白髪ねぎと小口切りのネギは、「千寿葱」。
他の具は、小葱。

【掲載】2019年9月 【行列】5人 【らーめんの王様】★★★★★

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【写真】店舗外観・内観(1)

 

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