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十番|東中野駅(JR総武線・都営大江戸線)

店舗基本情報

じゅうばん

【所在地】東京都中野区東中野3-7-26 【お店の地図】
【電話】03-3371-0010
【定休日】水曜日/第2・4木曜日
【営業時間】11:30-14:00/17:00-20:30
【最寄駅】JR総武線・都営大江戸線 東中野駅 徒歩3分

【メニュー】
<塩味>タンメン630円、玉子入りタンメン680円、チャーシュータンメン820円、チャーシュー玉子入りタンメン820円
<味噌味>ジャージャー麺660円
<醤油味>ラーメン500円、モヤシソバ660円、ニラソバ660円、チャーシューメン770円、サーティー麺820円
<ソース味>モヤシとニラ入りヤキソバ500円、肉又はレバ入りヤキソバ700円
<あんかけ>カタヤキソバ700円
<定番>焼餃子(6個入り)370円、水餃子(6個入り)370円
<ご飯物>チャーハン630円、中華丼630円、サーティーライス730円、他
<一品料理>ヤサイスープ420円、肉又はレバヤサイ炒め570円、キクラゲ肉炒め玉子入り1000円、他

【系統】中華料理系東京ラーメン

【お店について】
1956年3月10日創業。
タンメンと餃子が美味しいと評判のお店。

マスメディアによる紹介も多く、日本テレビ「どっちの料理ショー」、TBS「チューボーですよ」、テレビ東京「アド街ック天国」などにも過去に登場している。
さらに、元横綱の若乃花、貴乃花兄弟は、近くの明治大学付属中野中学校に通っていた時には常連だった。

店主は、二代目・三田村耕二さん。
店長は、三代目・三田村耕三さん。

屋号の由来は、初代(創業者)の生誕の地が「麻布」だったところから、「十番」となった。

十番@東中野-店舗外観
JR東中野駅を出て、山の手通りを渡り、「東中野銀座通り商店街」を入って直ぐ左側。
店名の書かれた袖看板と黄色い庇が目印。

十番@東中野-店舗外観
いかにも中華料理屋という店構え。
店頭のウェイティングスペースには椅子が設けられ、4人座れる。

十番@東中野-店内
店内は、2001年に改装されたもの。
ピンクの天板と朱色の丸椅子が、中華料理店という雰囲気を醸し出している。
カウンター6席、テーブル16席(4人掛け×4卓)。
厨房に鎮座する羽釜で、毎日150〜200食分のスープを仕込む。

十番@東中野-店内
卓上調味料は、醤油、酢、胡椒、ラー油。
冷水ポットに入った水は、レモン水。
スタッフは、厨房に3人とホール担当1人の計4人で切り盛り。
口頭注文、後払い制。

実食レポート

十番@東中野-玉子入りタンメン
本日は「玉子入りタンメン」

羽釜で、鶏ガラと豚骨、鶏首、牛スネ、生野菜、焼き野菜、卵の殻などを3時間煮込んでスープをつくる。
塩ダレに使う塩は、赤穂の塩。
焼き野菜(ニンジン・玉ねぎ・長ネギ)を網で焼いて投入すると、炭化した部分の効果でスープが澄む。

ラードで炒めた野菜とスープを小鍋に移して、再度火にかける。
香りづけに日本酒とゴマ油を加えている。
脂とスープが乳化して、適度なトロミが生まれる。

軽く濁りのあるスープの上に、炒め野菜がタップリ載っている。
湯気からは僅かながら、ニンニクとゴマ油の風味が鼻をかすめる。
先ずは、スープを一口飲む。
とても優しい塩味。
塩梅も程良く、誰にでも分かりやすい明瞭なる味わい。
淡い口当たりながらも旨みはあり、虚飾がなく「シンプルさ」を極めた印象。

続いて飲むと・・・。
最初に気付くのは野菜、特に白菜の優しい甘み。
動物系は前面にしゃしゃり出ることはなく、下支え。
ニンニクの風味が、食欲をそそる。
野菜の甘み、塩分、化学調味料のバランスがとれている。
外連味がないホッとする味わい。

麺は「大栄食品」製の中太縮れ麺。
黄色味がかった卵麺で、断面が四角い形状。
啜り心地は、モソモソとした感じ。
噛んでは、柔らかめの茹で加減ではあるが、コシがある。
モチモチとした食感。

具は、豚バラ肉、白菜、ニンジン、キクラゲ、竹の子、ニラ、絹さやなど7種類。
食感もシャキッと感があり、美味しい。

玉子は、ポーチドエッグ。
綺麗に丸くなっていて綺麗な形状。
白身はしっかりとしていて、箸で割ると黄身がトロ〜リと流れ出る。

常連のタンメンの食べ方は、途中で酢と辣油を垂らして食べるらしい。

十番@東中野-焼餃子
「焼き餃子」

年季の入ったフライパンに3人前の生餃子を並べて、お湯を注いで火にかける。
蒸し上げた餃子に、油を注ぎ、念入りに焼きめをつけていく。
焼きめがついたところで、フライパンの上で3人前の餃子をくるりと1回転の大技。
餃子焼機を使うところが多いので、フライパンでつくるのは珍しい。

焼くというよりは、基底面を揚げたタイプ。
上海の”焼き小籠包”的な感じ。
カリッという食感とモチっとした食感が同時に味わえる。
餡は豚挽肉がやや多めで、キャベツやニラといったスタンダードな具材が使われている。
味付は控えめで、ニンニクがしっかりと効いている。

ビールの良きお供になりそう。

【掲載】2015年7月 【行列】5人 【らーめんの王様】★★★★☆

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