タンタンタイガー＠中野｜らーめん自由区

店舗基本情報

【所在地】東京都中野区新井1-23-22　ヒグチビルⅡ 101号　【お店の地図】
【電話】080-5505-1161
【定休日】年中無休（年末年始は除く）
【営業時間】11：00-15：00/17：00-22：00
【最寄駅】
・JR中央線・総武線・東京メトロ東西線　中野駅　徒歩10分
・西武新宿線　新井薬師前駅南口　徒歩10分

【メニュー】
○汁なし担々麺850円、レディース汁なし担々麺850円
◇パクチー・トマト・サワークラウト・水菜＆豆苗・温泉玉子・肉増し・各100円、パクチーＷ200円
□麺大盛150円、ライス100円他

【系統】汁なし担々麺系東京ラーメン

【お店について】
2018年4月13日、オープン。
2016年8月10日創業の「タンタンタイガー＠蔵前」の2号店。
店主は、東山広樹さん。

東山さんは、高校生時代に漫画「美味しんぼ」を読んで、汁なし担々麺という料理の存在を知り自作を始めた。
東京農業大学醸造科学科卒業後、「株式会社パソナ」に入社。
趣味である料理についてもっと勉強するために食の総合出版社、「株式会社柴田書店」へ転職。
「料理人になりたい！」という夢をかなえるため、友人４人が全面的に支援してくれることになり、2015年8月に退職し、汁なし坦々麺専門店開業に向け準備をする。
試作メニューを全てExcel管理し、試作数が1000を超えてから、3ヵ月間試食会を開催。
220人を超える人に試食してもらい、その意見を基に改良。
2016年5月、「株式会社TOKYO OIL SHOCK」を設立。
クラウドファンデングを使った開業資金集めをし、1号店を開業。
「Cooking Maniac」という料理を科学的に考察するブログを書いたり、「ぐるなび」で執筆活動をしたりもしている。
2019年5月より、Uber EATS（ウーバーイーツ/宅配サービス）を始めた。
タンタンタイガー＠中野

中野駅北口より「中野サンモール」を直進。
ブロードウェイを抜けると早稲田通りに出る。
横断歩道を渡って、“薬師あいロード”に入り、暫く歩いた左側。

タンタンタイガー＠中野

黒一色の外観が目印。
「炭火焼鳥富吉」があったテナント。
右隣は、「オリエントスパゲッティ」。

タンタンタイガー＠中野

店内に入ると、右手に小型の券売機が設置されている。
メニューは、「汁なし担々麺」と「レディース汁なし担々麺」の2種類のみ。
「レディース汁なし担々麺」は、麺の量を減らして野菜を増量し、チアシードを加えたもの。
男性でもオーダーできる。

タンタンタイガー＠中野

“辛さと痺れのレベル”は、3段階（小・中・大）。
辛さはラー油等から生まれる「辣」の辛み（辛さ）、花山椒から生まれる「麻」の辛み（痺れ）をそれぞれ3段階より選んでオーダーする。
「小」の辛さには辛みが穏やかなラー油を使い、「大」の辛さにはハバネロを使っている。

タンタンタイガー＠中野

店内は、外装と同様に黒を基調とした内装で、照明もやや暗め。
Ｌ字型カウンター10席。

タンタンタイガー＠中野

卓上には、レモン水入りのポットと爪楊枝、割り箸が置かれている。
卓上調味料は、酢と黒酢。
紙エプロン完備。
BGMはラップ。

実食レポート

今回は、「汁なし担々麺/850円+温泉玉子/100円」。
辛さと痺れのカスタマイズは、スタンダードの「辛さ中、痺れ中」を選ぶ。

丼鉢は広口で、具を混ぜ合わせやすい形状。
底にタップリと溜まったラー油に予めタレを和えた麺、その上に、挽き肉と海老、水菜などのトッピングが盛り付けられている。
「花椒（ホアジャオ）」は、実のまま仕入れ、お店で毎日挽いたもの。

先ずは、麺を引き出し一口食す。
麺は豊島区の「松本製麺所＠下板橋」製の太縮れ麺で、予め芝麻醤で和えられている。
そのためネットリとした口当たりで、啜るというよりは、口に運びワッシワッシと食べる。
ネットリ感とムッチリとした食感で、官能的。
咀嚼のやりがいもある。
胡麻の風味が香り、ラー油の辛味、続いて花椒の痺れが効いてくる。

続いて、味が均一になるように全体を混ぜ合わせて食す。
ゴマの風味に加えラー油の辛さが広がり、花椒の痺れがジワジワと押し寄せる。
ゴマと唐辛子、花椒、どれかが勝っているような印象はなく、絶妙なバランス。
途中で、卓上の黒酢を回しかける。
黒酢独特の香りと柔らかな酸味のおかげで辛さが抑えられてマイルドな味わいになる。
食べている途中でも、スタッフに声をかければ辛さや痺れを足すことができる。

具の肉味噌は赤身の挽肉を使い、一粒一粒は細かいものの、しっかり肉の旨味が閉じ込められ美味しい。
時折顔を出す干し海老はアクセント。
他の具は、芽菜（ヤーツァイ）と水菜。

タンタンタイガー＠中野