本日は、「らあめん」。
スープは、透明感のある醤油色。
ナルトが載れば、古典的な東京醤油ラーメンといったビジュアル。
先ずはスープを一口。
ラード層があり、スープは熱々。
豚骨と鶏ガラをしっかりと炊いた清湯醤油スープ。
動物系のコクはあるが、あっさりとした後口の醤油味。
「満来」を知る人は、「あぁ、コレコレ」という懐かしがる味わい。
続いて飲むと・・・。
グワーッと広がる豚のエキス感。
醤油の角もなくスッキリとしていながら、しっかりと主張があるスープ。
化調のアシストもあるが、嫌みもなく優しい。
ホッとするような飽きの来ない味わいで、惹きもあり、グビグビと飲めてしまう。
麺は、中太のストレート。
やや平打ち気味で茹でたことによる膨らみもあり、オーバルな形状。
麺肌は艶やかで、しなやか。
啜り心地が良く、スルスルと口の中に収まる。
歯を立てると、プツリと切れる歯切れの良さ。
弾力と伸縮性に富み、モチモチとした食感。
麺量300gとボリュームもあるが、食べきれるかと言う心配も何のその。
具のチャーシューは、モモ肉。
小ぶりだが、思いの外厚みがある。
よく煮出されているので、スカスカ気味で柔らかい。
かぶりつくとジュワーっと肉の甘みが口いっぱいに広がる。
そして、口の中でホロリとほぐれる。
メンマは平たい形状で、柔らかくシャクシャクとした食感。
他の具は、ほうれん草と海苔、小口切りのネギ。
【掲載】2018年6月 【行列】0人 【らーめんの王様】★★★★☆